少ない色数で描く練習
5月24日は大阪で色鉛筆講座でした。
色作りの基礎講座の中で、
「たくさん色を持っているけれど、
どの色を使えばいいかわからない」というご意見をいただきました。
そうなんです。
たくさん色を持っている方が、複雑で美しい色を作れるのですが、
似たような色がたくさんあると選びにくいのも確かなんです。
特に初心者の方は、色の見分けがつかないので、
ペールゼラニウムとダークスカーレットのどちらを使えばいいか、わからない。
または、選んだけれど、何かが違う、ということになるわけです。
色見本や混色の色見本を作って、色を確認するのが一番なのですが、
100色以上を確認するのも大変ですし、
色を見分ける(赤が入っているのか、青が入っているかなど)のは、
訓練が要ります。
そこでお勧めなのが、
たとえ120色持っていても、36色セットのラインナップで描いてみることです。
36色セットや24色セットは、基本色、使いやすくなるよう色を選んでいます。
これらのセットで描いてみて、
何かが足りないと思われたら、残しておいた他の色を足してみる。
そんな使い方で色を一つずつ覚えてみてはいかがでしょう?
5月24日の色鉛筆 大人のアート塗り絵の様子はこちらです↓
(in 松江)