オレンジの思い出 その2 共通心理と個別心理

先ほどの「オレンジの思い出」に関連して。

先ほどの記事は、オレンジという色に対して、
Belta固有の思い出です。

Beltaにとってのオレンジのイメージは、
自分の心を抑え込む象徴でした。

多くの方が共通してもっている
オレンジのイメージとは違いますね。

大多数の方は、オレンジに対して、
「楽しい、明るい、愉快、笑い、笑顔、ポジティブ」といった
イメージを持たれるでしょうから。

このように、「色」に対するイメージの違いは、
大きく2つあるのです。

1つは、大多数の人が共通してい持っているイメージ、
もう1つは、その人固有のイメージです。

末永先生の色彩学校では、分母色彩と分子色彩
前者を「分母色彩」、後者を「分子色彩」と呼んでいました。

カラーセラピーでは、
大多数の人が持っているイメージを使うのですが、
会話の中でふと固有のイメージが出てくることがあります。

この固有の思い出(分子色彩)は、
その人の歴史です。

そこには思い出自体は消えているのに、
変な感情だけが残っていることもあります。
(Beltaがそうでしたね)

Beltaは、その感情が何に由来するものなのかは、
塗り絵を通して発見しました。
生い立ちを色で表現したのです。
が、これはしんどかった(笑)

自分の感情を引き起こしているものを発見し、
それと仲良くなることは、
自分の発見、自分と仲良くなることにつながります。

多くの場合、今を更によくするメッセージとなります。

ただ、時にはしんどいこともあります。
思い出したくない、
思い出そうとするととっても気分が悪くなる場合は、
ひとまず、そっと静かに。

ゆっくりとご自分と付き合っていかれたら、
あるとき、扉の方から開いてくれますから。

自分の心にさざ波を立てる色があるならば、
ゆっくりとお付き合い。
いつか宝物になる色だから。


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