カラーセラピーと心理学

カラーセラピーと心理学についてお話をします。

「カラーセラピーなんて、怪しい、うさんくさい」
そうおっしゃる方もいらっしゃいます。

確かに神秘主義的な面もあります。

が、

実際のところは、心理学に基づいているものなのです。

カラーセラピーは投影法
センセーションの講座を受講されるとよくわかるのですが、
人が何かをする場合、必ず背後には心が動いています。

その背後の心理状態を見る心理分析の手法に、

・質問紙法(たくさんの質問に答え、分析します)
・面接法(人と話して、その言葉や様子から分析します)
・投影法(箱庭療法など、何か行動をしてもらい、それを分析します)

などがあります。

カラーセラピーで、
ボトルを選ぶ、色を塗る、というのは、
「投影法」の一つ、ということになります。

無意識こそ重要
そんなの、無意識でしょう?とおっしゃるかもしれませんが、
無意識こそ、重要なんです。

人の行動の90%は無意識が動かしている、
と言われているくらいですから。

無意識にしていることが、ストレスになっているなら、
それはゆるめる方がいいですよね。

それから、無意識にしていることで、
モチベーションが上がるなら、
意識化して、より効果的にやりたいですよね。

そういう自分の無意識とコンタクトを取るツールの一つが、
カラーなんです。

心理テストのような質問法だと、
言葉の意味を気にして、左脳(意識)が働きます。

それが、カラーだと自然と右脳(無意識)へ移行できるのです。

色を選ぶということは、実は、
無意識とコンタクトを取る、ということなのです。

無意識と接触するのがこわい
お気持ちはよくわかります。

自分の中に何か変なものがあったらどうしよう?
Beltaもそう思います。

それに、話したくないことだってたくさんあると思います。

ですから、話したくないことや思い出したくないことは、
思い出されなくてOKなんです。

ストレスになっているものを解放するというのは、
過去を思い出す、ということではないのです。

それは、今現在をよくすることなんです

自分にとって、今、居心地の良い状態を作ることが、
無意識と仲良くなる秘訣なんです。

「そんな、過去のストレスが、現在に影響しているんじゃない」
はい。それも確かです。

ただ、過去が現在に影響を及ぼし、
現在の状況がより過去のストレスを強めてしまう、
という悪循環に陥っていることがとても多いんです。

その悪循環を断ち切るには、
過去をどうこうするより、
現在を変える方がずっとたやすいんです。

一度、悪循環を切ってみると、
ものごとは大きく変化します。

今、そして未来をハッピーな状態にすることが、
ストレスをゆるめたり、モチベーションをさらに上げることに、
つながっていきます。


カラーセラピーのスタンスは、「今」と「未来」です

カラーセラピーは、今と未来に焦点を当てます。

お客さまが望む未来を、色と対話しながら一緒に探していきます。

その人が本来持っている潜在的な能力や可能性、
を引き出すお手伝いをするのです。

だから、占いのように、
「○○をしないと、困ることになる」なんて、
脅すことは絶対にありません。

こわいことに、ネガティブな脅しというのは、
無意識はすっと受け入れて、そっちの方向に走ります。
それこそ、無意識に。
#占いが当たるのはそういう訳なんです。

今、何かストレスになっているモノがあれば、それをゆるめる、
そして、よりよい未来への潜在的な可能性を引き出す。

それが、カラーセラピーです。

そしてセラピストが提案する「ヒーリングカラー」というのは、
ご自分がそういう可能性を持っているということを、
いつでも思い出していただく「アンカリング」ということになります。

と考えると、
センセーションって、NLPそのまま(笑)

TA(交流分析)との関係もあるのですが、
それはまた後日。

Office Beltalのセンセーション資格講座では、
そのあたりをしっかりお話します。

みなさん、
「カラーセラピーの講座でこんな話が聞けるとは思わなかった」
とおっしゃってくださるのですが、
こういう基礎知識が、とても大切だと思っています。

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