先ほどの「ロールカッター」の記事について補足です。
Beltaがフェローズの製品に好感を持った理由の一つに、
おそらく「色」があります。
比べてみましょう。
ナカバヤシ
(文具専門ディスカウントソムソムズ)
フェローズ
(イケマン楽天市場店)
フェローズの黄色と黒の配色、
どこかで見たことがありませんか?
そう!オルファ株式会社の
カッターナイフと同じ配色なのです。
子どもの頃から使っている
オルファのカッターナイフは、全て黄色と配色です。
Beltaにとっては、
カッターナイフ=黄色と黒
↓
裁断するものは黄色と黒
↓
「黄色と黒の配色は、よく切れる」
というイメージができあがっています。
そのため、ナカバヤシの水色を基調にした色にはピンとこなくて、
フェローズの黄色と黒は、
「きっとよく切れるに違いない」と感じたのです。
だって、性能を見る前からなんとなく、
「これ!」って惹かれていましたから。
面白いですね。
フォローズとオルファは、おそらく関係のない会社だと思いますが、
消費者の持つイメージを上手に使っていますね。
オルファ株式会社がなぜ黄色を使っているかというと、
「カッターナイフは刃物であるため、不意に怪我などをしないよう、
道具箱の中でも目立つ黄色にしています。
また、その黄色はたまごの黄身の色に近い
あたたかみのある黄色にしています。
オルファでは、この黄色をコーポレートカラーにしています」
(オルファ株式会社さまのサイトからお借りしました。
太字はBeltaです)
自然界でも、黄色と黒の配色は危険物が多く、よく目立ちますね。
蜂、キオビヤドクガエル、セグロウミヘビ、
いずれも猛毒を持っています。
(画像はこわいと思う方もいらっしゃるので載せません。
どこかで探してくださいね)
これは警告色といって、
自分に毒があるから注意してね(食べちゃだめ)
という意味です。
中には毒がないのに色だけ真似ている生き物もいます。
チョウ、アブの仲間で、無害ですが色は黄色と黒なのです。
「私、スズメバチみたいにアブナイ生き物だからね!」とアピールして、
身を守るのです。
ちゃっかりしています(笑)
話しが逸れてしまいましたが、
色のイメージの大きさ、力って面白いですね。
以上、ロールカッターから見る、
色のお話でした。
長文の記事、最後まで読んでくださって、
ありがとうございます。