TAと交流分析の違い ② NCとFC 

TAと交流分析の違い。
昨日、オリジナル的、日本的というお話しをしました。

今日はちょっとした小さな違いです。

まず、自我状態。
TAも交流分析も「自我状態」をPACモデルで表します。
このPACモデルでの呼び方が少し違うのです。

Pは親、Aは大人、Cは子ども、
parent、adult、childを表します。

簡単に言うと、
人は誰でも自分の中に親、大人、子どもの自分がいて、
それぞれエネルギーを持っています。

そのエネルギーの状態を図式で表現することで、
自我の状態を目で見ることができます。

このPACの内、PとCはさらに分かれていて
Pは父親的なCP、母親的なNPの2つです。

ではCはというと、こちらも2つに分かれており、
従順な(自分の感情を抑えて他人に良く思われようとする)子どもの心を表すACは同じです。

もう一つの自然なままの子どもの心の呼び方が違うのです。
TAはNC(natural child)自然なままの子ども、
交流分析はFC(Free child)自由な子ども
と呼びます。

わずかな違いなのですが、
どうしてこんな違いが生まれたのでしょうね。

日本人には「ナチュラルな子ども」より、
「フリーな子ども」の方が、イメージしやすいと思われた
のかもしれません。

「エリック・バーンはNCと言ったんだ」と
先生は教えてくださいました。

BeltaはTAを学んでいますのでNCと教わり、
自分の講座でも「NC」と言っています。

さて、もう一つの違いはまた明後日。

※TAセミナーのお知らせ
詳細がアップできておりませんが、
10月23日(土)TAの1DAYセミナーを松江で開催します。

エゴグラム、ドライバ、脚本など、TAの基礎講座です。
10月23日(土)10:00~17:00 松江事務所 18,000円
     
【関連記事】
TAと交流分析
   
   
Beltaの先生の本


(挿絵はかなぶん社のなかむらかよこさん)

受講生仲間がみんな持っている本(Beltaも)


塗り絵の下絵とメイキングをおわけします。


【10月】
10月23日(土)1day TA講座(島根/松江)
10月24日(日)イベント フォーチュンクローバー(島根/出雲)
10月29日(金)平日ゆっくり学ぶイメージコンサルティング(島根/松江)
10月30日(土)ランチ交流会(島根/出雲)
10月31日(日)パーソナルカラー講座(島根/浜田)

【9月】
<松江>
9月5日(日) 大人の塗り絵はアーティスティックにワークショップ(終了)
9月24日(金) 平日ゆっくり学ぶイメージコンサルティング(終了)
9月26日(日) NLP講座 セラピストのためのNLP

<大阪>
9月11日(土) イベント「姫コラソンvol2」に参加(終了)
9月18日(土)大人の塗り絵はアーティスティックにワークショップ(終了)
9月20日(月・祝) NLP講座 セラピストのためのNLP(終了)

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