「論語」に出てくる色と、孔子のファッション

なぜか(笑)メルマガで、孔子について書いています。

原稿のために論語を読むのですが、
その中で孔子の衣装や色についての意見を見つけました。

それによると、
紺色…物忌みの時の色
とき色…喪が明け始めたときの色

なので、襟や袖口の縁取りにはしないそう。

紅と紫…純粋な色でない

だから普段着にしない。
(「郷党編」)

紫に対しては、良いイメージがないようで、
「紫が赤を圧倒するのはキライだ」
とおっしゃっています。
(「陽貨篇」)

どうも赤は原色なのでOK、
紫は、混色なので×、らしいのです。

ファッションに関しては、
黒い服の下には子羊の黒い毛皮、黄色の服の下には狐の黄色の毛皮、
白い服の下には鹿の子の白い毛皮、
というように、着物と下に着る毛皮の色を合わせています。

同系色の配色ですね。

他にも、夏は涼しい葛布の着物だけれど、
出かける時には、肌が透けないように上着を着る、
とマナーにも気を付けています。

それから、
喪中は帯には何も付けないけれど、
喪が明けたら、何でも付ける、とあります。

帯に何を付けられたのでしょうね?

今の携帯電話のストラップのような感じで、
アクセサリーを楽しまれたのかしら?

Beltaが読んでいる孔子関連の本です。

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