先週メルマガバックナンバーをアップしていなかったので、
今週まとめて2本アップします。
最近、NLPのお問い合わせが増えていますので、
メルマガでの連載をブログにも掲載しています。
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★大人の効果的な情報 こころのお話し玉手箱
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● VAK 活用方法
最近、NLPのお問い合わせが増えています。
NLPってどんなもの、学ぶとどんな良いことがあるの?
そんな疑問にお答えしようと、メルマガで連載をしています。
少し前から、人の情報処理の方法として、「VAK」をご紹介しています。
前回は、こんなところにもVAKでしたね。
「神田川」という曲をご紹介したと思います。
前回のお話はこちら↓
http://www.belta.jp/wordpress/?p=22427
さて、今週は?
今週は、VAK活用方法です。
前回ご紹介したように、
大ヒットしたものは、VAK全てが活用されていることが多いようです。
ということは?
人に何かを訴えるとき、3つの感覚にヒットするようにすればOK!と
なりますね。
目の前の人なら、その人が優先的に活用している要素に
訴えることができますが、不特定多数の方の場合、
特定することができません。
ならば、3つの感覚全てを盛り込めばOK、というわけです。
例えば、プレゼンテーションで何かを説明する場合、
色や形(V)を語るだけでなく、手触り(K)うんちく(A)
などもきちと盛り込むのです。
万年筆を説明するなら、
滑らかで微妙な角度の弧を描くボディライン(V)
キャップを指して持った時にちょうど描きやすくなるよう
調整されたバランス(K)
キャップを閉めた時のカチッという音が、耳に心地良い(A)
と説明をしたら、いかがでしょう。
どの人にもその万年筆の良さをわかってもらえそうですよね。
それから、レストランを設計するなら、
インテリア、お料理盛りつけの美しさ(V)
カトラリーの重さ、椅子の座り心地(K)など。
そして「この野菜は○○さんが、無農薬で作っています」
といったストーリー(A)
それらを盛り込むと、どのお客さまにも満足していただけそう。
実際、Beltaが好きで愛用しているカフェで友人と会ったら、
友人には椅子が悪くて大不評、という経験があります。
インテリアの美しさで選んだBeltaには、椅子の座り心地など
どうでも良かったのです。
けれど、友人にはそれが大切。
以来、彼女と会う時には、別のカフェにすることになりました。
人はつい自分が得意な感覚だけを頼りにします。
違う感覚を優先的に使っている人がいるということ。
意識すると世界が少し広がります。
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★ 編集後記
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アフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12))
佐々木 正人著
以前から気になっていた理論「アフォーダンス」について
勉強し始めました。
「アフォーダンス」って聞いたことがありますか?
まだ上手に説明はできないのですが、
人間は周囲の情報をどのようにして見、聞き、感じ取っているか、
という問題の最新の解答、と言われています。
「アフォーダンス」はアメリカの心理学者ジェームズ・ギブソン博士に
よる造語です。
「与える、提供する」という意味の英語 afford に由来します。
例えば、椅子は「座る」というアフォーダンスを提供しており、
人間はそのアフォーダンスを引きだした、ということになる(そうです)
本書では、提唱者のギブソン博士を追いながら、主に視覚での認知を
説明しています。
正直、まだ「わかった!」とは言えないのですが、
何やらとても面白いものに出会った、と感じています。
実は数日前、部屋の壁を眺めて
「なぜ、この壁と柱は立体的だと感じる(わかる)のだろう?」
と疑問を持ちました。
そういうことにも答えてくれそうです。
お勧めのNLP、心理学関連の本は、
http://www.belta.jp/wordpress/?page_id=5907
にまとめてあります。
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