塩野七生氏の「男たちへ」の中に、
色に関する記述があったのでご紹介。
塩野氏は、日本の男性にもっと「グリーン」を活用しては?
と提案しています。
「なぜなら日本の男の髪は黒一色なので、
グリーンは、似合う色の一つなのだ。
ただ、肌の色が冴えていないから、
明度と彩度は慎重に選んだ方が良いだろう」と。
塩野氏が考える日本の男性に似合うグリーンは、
非常に鮮やかなグリーン、
それも濃い色合いのもので、鮮やかなグリーンだそうです。
おそらく、黄緑系ではなく、
エメラルドグリーンのような色をさしていらっしゃるのではないかしら。
そのグリーンに組み合わせる色は、
濃いブルー。
イタリアでは一般的な組み合わせで、クラシックなハーモニー。
浅くあまり鮮やかでないグリーンならば、
ピンクと合わせると面白いとおっしゃっています。
右がブルーとの組み合わせ、左がピンクとの組み合わせ。
ブルーとグリーンの組み合わせは、中差色相配色。
曖昧になりやすいと言われていますが、
Beltaは結構好きな配色です。
そして、
ブルーの背広に、
グリーンのベスト
空色のワイシャツ
ピンクのネクタイなんていうのは、
おとなしすぎますでしょうか?
と続きます。
おとなしすぎるかしら?