起こるを生と名づけ、帰るを死と称ぶ


起こるを生と名づけ、帰るを死と称(よ)ぶ。
死生の分かれは物の大帰なり。

(空海)

起也名生帰之称死
死生之分物大帰矣

虚無から立ち現れてくることを生といい、
虚無に戻ってゆくことを死という。
死と生との区別こそがすべてのことの帰着する根本である。

出典は、「空海、言葉の輝き

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