「コミュニケーション力」って何?
そう聞かれたら、
どう答えますか?
以下はある講座の参加者のご意見です。
「意志を伝える能力」
「言いたいことが、きちんと伝わること」
「会話が弾むこと」
「意思の疎通ができること」
間違ってはいませんね。
けど、
何かが違うように思うのです。
例えば、こんなことがあります。
親は、
「勉強ができて、やさしい子になって欲しい」と思っています。
それを毎日、毎日、子どもに言い聞かせます。
「いいかい、勉強が大切だよ」
「人にはやさしくするんだよ」
毎日、毎日、繰り返し、やさしく伝えます。
子どもは親が言いたいことは、理解するでしょう。
親が言うたびに、子どもは頷いています。
そして、やさしく良い子に育ちました。
めでたく、意思疎通ができました。
ホントウ?
やがて子どもがもう少し大きくなったある日のこと、
「うるさ~い!あっち行ってろ!」
子どもはバクハツしました。
親は言います。
「毎日、あんなに教えて、
あんなに良い子だったのに」
これ、どうでしょう?
意思疎通はできたように見えますが、
なにかが変。
「コミュニケーション」は、
実は「ココロの栄養」
意志を伝えることは、
表面上のこと。
簡単に「コミュニケーション」と言っちゃうと、
表面に気を取られ、
「ココロの栄養」だということ忘れちゃいそうです。
TA(交流会分析)では、
「ストローク」と表現します。
「コミュニケーション」という言葉より、
「ココロの栄養」とか、
「ココロの必須アミノ酸」の方が、
わかりやすいかも(笑)
(in 大阪)
◆ セラピストのコミュニケーションのための心理学講座(大阪)
4月24日(土)10:00~17:00
大阪 なんば事務所
TA、NLPをベースに、Beltaの経験を交えて。