Office Beltaオリジナルプログラムの開発を兼ねて、
セラピスト、講師仲間とNLPの勉強会を重ねています。

ここ数ヶ月のテーマは、
「メタプログラム」

人の行動に大きく影響を与える
基本要因の一つです。

情報の削除、歪曲に関連するものですが、
行動傾向のベースになるものです。

NLPのメタトレーナーのタッドによると
個性の基本モデルの主要要素は、
タイムライン（ごく簡単に言うと『記憶群』です）
メタプログラム
価値　信念/観念（ビリーフ）
の3つ。

その中で、もっとも無意識に近いレベルが、
メタプログラムです。

メタプログラムそのものに、
良いも悪いもありません。

が、

時にいくつかの傾向が強すぎたり、
組み合わさったりすることで、
強いストレスを生むことがあります。

例えばこういう例。

自分のやり方、考え方が、自分にも、他人にも有効だという傾向と、
価値基準の判断が、外的な要素に左右される傾向。

言い換えると、他者からの評価を非常に気にしてしまう
極端な例では、他人の評価に依存してしまう傾向がある人の場合。

この組み合わせは、
自分の思った通り（期待通り）の評価を、
他人に求めてしまうことがあります。

もし、期待通りの反応が他人から返ってこなかった場合、
とても強いストレスを感じることになるのです。

しかも、ストレス耐性が弱いメタプログラムを持っていると、
一気にパニック状態に陥り、
長くストレス下にいることになります。

他人からは、一方的でわがままな状態に見えますが、
（相手に望む反応を期待するわけですから）
現時点では、その考え方しかできないので仕方ないのです。
　　　　　　　　　　　
　　　　
人がどういう場合に、どんな行動傾向をとるか。
人それぞれです。
が、数種類のパターンのようなものがあり、
その強さと組み合わせを考えると、
とてもわかりやすいのです。

そして、ジャッジをしないこと。
良い悪いは別の問題です。　　　　　　　　
　　　　　

これは、他人の理解にもつながりますが、
何より自分自身を知って、認めて、
自分の良さを引き出すことになります。

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