またもや手帳ネタ。

さて、あなたは手帳を使う人ですか？

Beltaはよくこんな質問をしてみます。

「なくてはならない」という人もいれば、
「毎年買うんだけど、途中でやめちゃう」
「ミスドの手帳が好き」
「使わないから、買わなくなっちゃった」

返ってくる答えはさまざまです。

手帳を使う人、使わな人。
これは、少し違うがあるんです。

では、もう一つ、質問です。

過去はあなたのどちらにありますか？
指で指して教えてください。

右？左？
それとも、後ろ？
上？という人もいるかしら。

いろいろな答えがあるでしょう。
ですが、違いは一つだけ。

時間の流れを前、または上、など
あなたの外にあると感じているか。

それとも、

自分の前に未来、後ろに過去、というように
あなたが時間の流れの中にいるか。

なのです。

時間が自分の外にあると感じているのは、西欧型、
またはスルータイム。
時間の中に自分がいると感じているのは、アラブ型。
またはインタイム、
と言います。

スルータイムの方は、
自分の外に時間があるので、
時間の流れを「見ている」状態です。

時間感覚に優れ、
時間を守り、スケジュール管理が大好きで、上手です。
左脳的とも言えるでしょう。

西欧のビジネスパーソンにはとても多いタイプです。

インタイムの方は、
自分が時間の中にいるので、
常に「今ここ」を感じている人と言っていいでしょう。

時間を大きな流れとして捉えておらず、
常に日めくりカレンダーを目の前に見ている、
そんな感じです。

スケジュール管理は少し苦手で、
人によっては時間にルーズ、といえるくらい、
時間を守りません（笑）

アラブ、東洋にはとても多いタイプのようです。

実は、手帳を使う、使えないというのは、
この時間に対する感覚「タイムライン」に
よることが大きいんですね。

スルータイムは、手帳が大好きなんです。
立てた予定通りに物事がすすむと、
時間をコントロールしている感覚に満足を覚えます。

が、その分、過去を「目の前にありありと見ている」ので、
過去を忘れにくい、とらわれやすいという点もあります。

インタイムは、頭を後ろに振り返ってみないと過去が見えません。
過去は印象のみ。
忘れっぽい、よく言えば、過去を水に流すのも得意。

今ここをとても楽しんでいる状態、です。

手帳で時間管理をするのは、ちょっと苦手。

そもそも予定を立てても、
その通りにはいきませんから（笑）

どちらも、個性、感覚の違いというだけですので、
良い悪いはありません。

ただ、インタイムの方が、
手帳の本に書いてあることそのままをやろうとしても、
難しいのでないかと思っています。

タイムラインの中に自分がすっぽりといるままで、
スルータイムの手帳を使うのは、
違和感を感じるのではないかと。

一度、タイムラインを変えて、
時間を自分の前で見てみれば、
手帳を使えるようになるんじゃないかしら。

手帳の本が売れているのは、
インタイムの方が、
「今年こそ。この本を使えば」と思って買われるのでしょうね。
（けど、タイムラインを変えないとたぶん難しい）

スルータイムの方は、
「手帳の本？興味津々。
でも、もう自分でやっていることが書いてあるだけだわ」
ってね。
おそらく1冊買えば、それで終わり。

さて、あなたは手帳を使う人ですか？
それとも？