あなたは誇りよ

よく似た設定の映画を2本観ました。

リトル・ダンサー」と「遠い空の向こうに

どちらも衰退していく炭坑が舞台。決して豊かではなく。
厳格な父親と夢に向かってひたむきな男の子。
 
反対や挫折を繰り返しながらも、周囲の夢まで紡いでいく。
かたやダンサーで、かたや宇宙ロケットで。
  
両映画とも人気があるのは、
このパターンは、人間の永遠のテーマの一つだからかもしれませんね。

さて、両方に共通するのは、早くから応援してくれる大人の女性がいること。
「リトルダンサー」には、ちょっと顔がこわいバレエ教師。
「遠い空の向こうに」には、きれいな教師ミス・ライリー。

周囲の理解が得られない子どもにとって、こういう存在の大人は救いです。

たった一人でもいいから、そんな人がいる子どもはとても幸せ。

そんな人がいなくて、消えていってしまった夢を持つ大人がたくさんいるのだから。

さて、今日の言葉は「遠い空の向こうに」のミス・ライリーのセリフ。
 
  「あなたは誇りよ。何を選択しようと」
  
事故に遭った父親の代わりに高校を休学し(ロケットの夢も中断)
炭坑で働くことを決心した主人公にかけた言葉です。
 
 
「教える」仕事をしてきたせいでしょうか。
こういう言葉には、無条件でじーんときます。
 
 

リトル・ダンサー コレクターズ・エディション

/ 角川ヘラルド・ピクチャーズ(2005/12/22)

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純粋に感動できる名作
イギリス作品の新鮮さ!
家族の温もりと少年の夢。

 

遠い空の向こうに

/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(2002/04/19)

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空を見上げる少年の眼差しが、心にしみる
いい映画です。
ラストの映像が大好きです。

 
 

 
 

 

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