Beltaが気になる女性。
マリー・キュリー、グレース・ケリー、そして、ベアトリクス・ポター。
世界中で愛されている「ピーターラビット」を世に送り出した人。
19世紀末、ビクトリア時代に裕福な家庭に生まれたポター。
当時の富裕層の女の子は、学校に行かず、
家庭教師について、家の中で過ごします。
同年代の友人のいないポターの友達は、ペットの小動物、
そして、絵を描くこと。
この本では、文字通りの深窓の令嬢だったポターが
自分の絵を売り込んでいく過程や、恋、そして、別れ、
ナショナルトラストとの出会いが、鮮やかに描かれています。
Beltaが驚いたのは、ポターのビジネス手腕。
子供が本を買いやすくするために、
敢えて小さい本にこだわったり、
いち早くピーターラビットを使ったキャラクターグッズを作ったり、
見習うべき点がたくさん。
そういった意味でも、ポターの人生は研究の余地あり、です。
ポターの入門編として、オススメ。
ポターの生涯は映画にもなっています。
ピーターラビットのオフィシャルサイトを見つけました。
World of Peter Rabit
ポターの子供時代のスケッチや、絵手紙なども公開されています。
ピーターラビットファンは、ぜひ、行ってみて。
【2007/12/5追記 】
もう一つのブログに、ポターの記事を書きました。
たとえ遠くに流されても>
たとえ遠くに流されても おまけ
Beltaが描いたきのこの絵もあります。