この数年、メディアその他でよく耳にする「向き合う」という言葉。
正直いうとすっご~い違和感を感じています。
何かというと「向き合う」「向き合う」
「向き合う」と言えば、「懸命に取り組んでいる」証拠のような感じで。
そしていつも疑問に思うのは、向き合う対象は「何」?
例えば、恋人との関係がなんとなくぎくしゃくしたとき。
向き合うのは「何?」
恋人?
恋人の言うことに耳を傾け、真剣に聴く?
それに対して、誠意を持って答える?
本当にそれで関係が良くなるのかしら?
もしかすると、ますますこじれるかも?
こじれかけている人との会話というのは、
修復したくって、自分が欲しい答を求めがちだから。
または何かを答えさせようとすることもありそう。
自分が納得できるまで、会話を繰り返すことになったりしたら、
対立は深まるばかり。
この場合の向き合うは、きっとこうですよね。
けど、
これは「対立」チック。
Beltaが考える「向き合う」はこう。
関係がぎくしゃくしたのなら、向き合うべき相手は恋人ではなく、
二人の「関係」
それに対して二人で同じ方向で向きあう。
なのではないかと。
どうかしら?