先ほどの青いバラ、青いカーネーションの記事に関連して。
英語でBlue rose「青いバラ」というのは、
「不可能」も意味するらしいのですが、
その青いバラがハッピーエンドに使われているSF小説があります。
「宇宙飛行士ビッグスの冒険」
子どものころ、初めて図書館で読んだ本は、
「宇宙人ビッグスの冒険」でした。
ひょろりとした新米宇宙飛行士ビッグス。
何をやらせても、へまばかり。
キャベツを輸送すれば、キャベツは腐っちゃうし、
そのキャベツを船外に放り出せば、
船の衛星として船の周りをくるくる回っちゃうし。
でも、最後にどんでん返し。
ビッグスの数々のへまのおかげで、
キャベツを入れていた銅の箱は黄金に、
バラは、青いバラに。
おかげで、恋人のお父さんの経済的ピンチを救って、
ハッピーエンド。
誰もが作りたいと思っているけど、
誰も作れたことがない青いバラ。
もう、これで君のお父さんも大丈夫。
そんな意味の言葉で終わっていたような覚えがあります。
また、引っ張り出して読んでみようかな。
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