「ギスギスした人間関係をまーるくする心理学」で
TAと交流分析は、ちょっと違うところがあると書きました。
その違いですが、簡単に言うと、
エリック・バーンが創案したTA(Transactional Analysis)が
日本に入り、日本の考え方を取り入れてできたのが、交流分析。
ですので、
交流分析の方が日本には合っているという方もいらっしゃいますし、
TAの方がエリック・バーンのオリジナル、
本流だという方もいらっしゃいます。
それから、エゴグラムの書き方が違います。
交流分析は、折れ線グラフ、
TAは、棒グラフです。
自我状態が「エネルギー量」という考え方からすると、
棒グラフの方が、エコライザーのようでぴったりするように思えます。
また、自我状態「自由な子供」の表現ですが、
交流分析は、「FC」(Free Child)
TAは、「NC」(Natural Child)と表します。
創始者のエリック・バーンは、「NC」と表したそうなので、
TAはそれを踏襲しています。
Beltaはご縁があって勉強したのがTAで、
国際TA協会(International Transactional Analysis Association:ITAA)の
会員ということになります。