最近、NLPのお問い合わせが増えていますので、
メルマガでの連載をブログにも掲載しています。
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★大人の効果的な情報 こころのお話し玉手箱
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● VAK その9 体感覚(K)で情報処理 コミュニケーション
最近、NLPのお問い合わせが増えています。
NLPってどんなもの、学ぶとどんな良いことがあるの?
そんな疑問にお答えしようと、メルマガで連載をしています。
少し前から、人の情報処理の方法として、「VAK」をご紹介しています。
先週は体感覚(K)を優先的に使って情報処理をする方の特徴をご説明
しました。
さて、今週は?
今週は、体感覚(K)を優先的に使われる方とのコミュニケーションです。
NLPは本来タイプ分けをしませんが、ここではわかりやすくするため、
タイプ分け的な表現をします。ご了承くださいね。
「マクドナルド」と聞いて、ポテトの香りや、パンの柔らかさを
思い浮かべた方、もしかすると体感覚(K)で情報を処理するのが得意なのかも
しれません。
人と話しをする場合も、映像が浮かぶとより、体で何かを感じることが多い
ようでしたら、Kが強い可能性があります。
Kが強い方とはどのようなコミュニケーションをすると、あなたの気持ちが
届くでしょうか。
■ 待つ
いったん、言葉をからだの中に入れ、感覚を味わってから話し始めるので、
ゆっくりと反応する方がいらっしゃいます。
特にV(視覚)が強い方には、待ちきれないところがあるかもしれません。
話し始めようとしたときに、被ってしまうことも多いようです。
まずは待つことです。
それから、相手(Kが強い人)の様子をよく観察してみてください。
話し始めるとき、唇が微妙に動いたり、特定の癖を持つ人もいますので
見落とさないで。
■ 「感じる」系の言葉を使う
暖かい、柔らかい、ざらざらする、チクチク、肩の荷が下りるなど、
日本語には感覚を表現する言葉がたくさんあります。
そいういった感覚系の言葉がとてもよく届きます。
例えば、
「あなたとお話ししていると、胸の奥があったかくなって、
肩がすーっと楽になる感じがするの」
■ ボディタッチをする
人の体に触れることも触れられることも好きな方がいらっしゃいます。
握手をする、軽く肩をたたく、近くに座る、など体に触れることで、
安心する方も多いようです。
ただし、セクハラにはお気をつけくださいね。
■ 学習はからだを動かしながら
机に座って読む、聞くよりも、体を使う方が学習効果があがる人も
いらっしゃいます。
極端な場合、
部屋の中をグルグル動く、何らかの動作をしながら聞く、など、
動作をしながら学習すると効果が高い方も。
理論だけでなく、実際に手を動かし、描いたり、作ったり、
触ったりする学習が効果的なようです。
いかがでしょうか。
「ああ、そうそう私も」と思い当たる方、いらっしゃるのではないかしら。
大切なことは、自分の傾向を知り、使い方を研究するということ、
そして他人は違うかもしれないと知ることだと思います。
さて、次回は、体感覚(K)の実例です。
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★ 編集後記
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三宅 裕之 著
著者はNLPのトレーナー。とても有名な方です。
この本は「すごく良い本」というわけではありません。
ですが、NLPの可能性やできることを、わかりやすく、好まれる形で
表現していると思います。
「こうすればうまくいく」的な要素が強く、違和感を感じました。
NLPのオーソドックスなワークを一通り眺めることができます。
お勧めのNLP、心理学関連の本は、
http://www.belta.jp/wordpress/?page_id=5907
にまとめてあります。
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