9月のBeltaカフェ。
マナーを学びながらのお昼ご飯 松江の「すし割烹井津茂」で開催しました。
先生は、Office Belta提携講師のDecentさん。
Decentさんがおっしゃるには、
『マナーとは、お互いが気持ちよくお食事を頂くための心配り。
難しい感じがしますが、実は、難しくなく誰でも使えるように、
「形」にしてあるものなのです』
『そして、「形」がわかったら、あとは、状況に応じて、楽しくいただきましょう』
なるほど~。
難しくないように「形」にしてあるんですね。
和食の場合、食べるとき、食べた後も、「美しく」が基本。
日本人の美意識を改めて感じました。
すし割烹井津茂の店構え。
間口は狭いのですが、奥行きがあります。
2階のお座敷も落ち着いた雰囲気です。
お料理。
お刺身、煮もの、卵焼きなど。
頂く順番は、基本的には、味の薄いものから、濃いものへ。
冷たいものから、熱いものへ。
お料理が最初から全部出されている場合は、
どれからいただいても良いそうです。
ただ、和食はきれいに盛りつけてあるので、
その盛りつけを大きく崩さぬよう。
だいたい手前からいただきます。
いただく途中も美しく、ですね。
お寿司の盛り合わせです。
奧に見えているのはお漬け物。
下には、ご飯がありました。
お寿司は、基本的に一口でいただきます。
一口では難しいときは、懐紙で口元を隠して、続けていただきます。
食べかけのものをお皿に戻すのは、美しくないのです。
茶碗蒸しです。
最近は、スプーンがつくことが多い茶碗蒸しですが、
和食は本来、お箸だけでいただくもの。
お箸でいただくときは、
茶碗蒸しは、まず、お箸をくるりと縁に沿って回します。
器と中身を離すわけですね。
それから、お箸でくずしてとろとろの状態にしてもOK。
両手で器を持ち、口をつけて、
お吸い物のように頂いてもいいそうです。
Decentさんに、お箸の歴史や、フランス料理との違いなどをお話して
いただきながら、マナーとおいしいお料理&楽しい会話のBeltaカフェでした。
<参加者の声>
・お箸の持ち方、勉強します。
・本で読んでも、良くわからないけれど、
実際に見ながら真似をすると、よくわかりました。
・僕の生涯で一番、きれいに食べることができました(笑)