メルマガバックナンバー NLP ディスペーシング

最近、NLPのお問い合わせが増えていますので、
メルマガでの連載をブログにも掲載することにしました。
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● 【連載】NLP その16
      ディスペーシング

最近、NLPの個人レッスンの申し込み、お問い合わせをとてもたくさん
いただきます。

「NLPが良いと聞くけれど、どんなことに良いのでしょう?」
そんなご質問をいただくこともたびたびです。

そこでNLPについてBeltaの経験、周囲の反応などを、しばらく連載しようと
企画をしました。

前回は、「ペーシングの実際」でした。

ペースを会わせる対象としてはいろいろあること。
相手の姿勢に合わせることは、あなたの仲間であり、
敵ではないという表現になるというお話しでした。
さて、今日は?

今日は「ディスペーシング」についてです。

「ペースを合わせない」ことについてお話しします。

前回もお話ししたように、
こういったやや手法的なことが話題になると、
「わざとらしいことはいや」
「あるがままの自分をわかって欲しい」というご意見をいただきます。

Beltaもわざとらしいことや、あるがままの自分が大切だと思っています。

「あるがままの自分」とは何でしょうね?

それから、こうも思っています。
英語しかわからない人に、
「私は日本人だから、日本語で話します。わかってくださいね」と
意思疎通を求めるか、

「あなたが英語しか話せないなら、私が少しわかる英語を駆使してみようか」
と思うか。

さて、ちょっと話題が変わって、Beltaの経験をお話しします。
もちろん、ペーシングに関連することです。

会社員をしていたころ、毎日読み合わせの仕事をしていました。

夕方、書類に間違いがないか、二人一組で確認します。
Beltaが読み上げ、同僚がチェックです。

ところが、この同僚、読み上げた内容に
「うん」とか「はい」とか返事をしないのです。

「○○市△△町1-2-3」と読み上げても、シーン。
無言で自分の書類を見ているだけ。

「ねぇ、何か合図して」と頼んでも、
「間違っていたら言うから」と無言なのです。

これは本当に辛かった。

合っているかいないかも、よくわからないし、
壁に向かって一人話しかけているようですし、
何か無視されているような悲しさも感じます。

事務所の中に一人響くBeltaの声。

読み合わせを早く終わらせたくて、
Beltaの声はだんだんと声は小さく、早口に。

担当が変わったとき、心からほっとしたものです。

彼女とは学生時代からの友だちで、いまでも仲良しなのですが、
それでも辛く感じました。

「うん」「はい」というわずかな相づちでもあれば、
そう思うこともなかったでしょうね。

これ、ディスペーシングの一例です。

この場合、いかがでしょうか。

同僚が、もしうなづいたとしても、それはわざとらしいことではないし、
ありのままの彼女がそう変わることもないのでないかしら。

Beltaは、ペーシングは表現方法の一種で、
自分を変えることではないと思っています。

相手に伝わり、双方気持ちよく仕事ができる表現方法、
それがペーシングです。

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★ 編集後記
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心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 (アスカビジネス)

                        千葉 英介 著

2003年刊ですから、NLPの本の中では古い方ですね。

NLPに関連することが一通り説明されていますので、一種テキストのような
趣です。

ワーク的なことは、本を読んだだけでは難しいかもしれませんが、
わかりやすい内容です。

どちらかというと、NLP未体験の方が入門書として読まれるのに向いている
ように思います。

絶版ですので、図書館でどうぞ。

お勧めのNLP、心理学関連の本は、
http://www.belta.jp/wordpress/?page_id=5907
にまとめてあります。

覗いてみてくださいね。

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