篝(かがり)の舞楽へ行ってきました

昨日は四天王寺の
「篝(かがり)の舞楽」を見てきました。

初めての舞楽鑑賞です。

装束の色、舞台を飾る五色の布、
それから、演目の由来、興味のあることばかり。

中でも舞楽の冒頭に必ず行われる
振鉾(えんぶ)という舞の由来はおもしろく感じました。

中国の武王が天下平定を志し、
牧野(ぼくや)に天神地祇を祀り、その魂を鎮め、
事のの成就を祈ったことに由来しているそうです。

周王の武王が商(殷)と闘い勝利を治めた牧野。

商軍の兵士は無理矢理連れてこられた奴隷が多く、
周軍が攻めてくると翻り、一緒に商軍に立ち向かったといいます。

そして王辛(酒池肉林で有名な紂王)を追い詰め、
王辛は朝花で自決します。

と話しが長くなりました。
古代中国史ファンとしては、つい語ってしまいます。

その闘いの前に舞われた舞に由来する振鉾は、
地の神、天の神を祀る様子がBeltaにも感じられました。

その他の舞は、
春庭花(しゅんていか)登天楽(とうてんらく)
還城楽(かんじょうらく)そして、
舞はありませんが長慶子(ちょうけいし)

篝火の下、2時間楽しみました。

牧野の闘いのことをもっと知りたい方は、


をぜひ読んでみてくださいね。

もっともっと知りたい方は、
やはり史記がお勧めです。

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(in 大阪)

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