【装育】 赤毛のアンの3着の洋服

お洋服の話題です。

手持ちの服を眺めて、
「着る服がない…」と嘆くとき、
いつも思い出すのは「赤毛のアン」

とても印象的なシーンがあるのです。

アンがマリラに初めて服をもらうシーンです。
アンがもらったのは、3着の同じ形の服。

茶色のギンガムチェック、ごわごわした青のさえないプリント、
白と黒のチェック綿繻子地のワンピースは、
それぞれ着るシーンが違います。

アンに洋服を見せながら、マリラがこう言います。

「この夏は、この服三枚だけだからね。

茶色のギンガムと青いプリントの服は、
学校が始まったら着ていくのにいい。

繻子地のは、協会と日曜学校用だよ」

赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 1)より引用)

きちんと洋服それぞれ、
着ていく場所、シーンが決まっています。

マリラは、これからのアンの生活を予想し、
必要な状況に必要な枚数(おそらく最小限)を
用意したのだと思います。

言い方を変えると、
いつも必要なお洋服が揃っていることにもなりますね。

この考え方、Beltaは大切なことだと思うのです。

つい「かわいいから」「気に入ったから」という理由で
服を買いがちですが、それでいいのかなぁと。

着ていくところ、着るシチュエーションを考慮せずに購入すると
洋服はたくさん持っているのに、必要なものがない、
という状況に陥ってしまいます。

自分の生活をよく観察して、
どんな状況があって、
その時には何が必要なのかを判断すること。

または購入するとき、
「いつ、どこへ着ていく服なのか」を明確にすること、
重要です。

「そんなの、楽しみがない」と思われるかもしれませんね。

ただ、いざというとき、
「服がない」と困ることが少なくなるのは、
ちょっとよくない?

お洋服屋さんの店頭はもうすっかり秋の装いです。
Beltaも秋から冬の装いを考えなくちゃ。

どんなスタイルがBeltaをきれいに見せてくれるかを考え、
必要なものをリストアップしていきます。

購入するのはもう少し先になりますが、
今から少しずつ意識をそちらに向けようと思っているところ。

赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 1)

(in 大阪)


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