メルマガバックナンバー NLP  五感と意識を外に向けること

最近、NLPのお問い合わせが増えていますので、
メルマガでの連載をブログにも掲載することにしました。

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● 【連載】NLP その13
     「五感と意識を外に向けること」

最近、NLPの個人レッスンの申し込み、お問い合わせをとてもたくさん
いただきます。

「NLPが良いと聞くけれど、どんなことに良いのでしょう?」
そんなご質問をいただくこともたびたびです。

そこでNLPについてBeltaの経験、周囲の反応などを、しばらく連載しようと
企画をしました。

前回は、「T.OT.Eモデル」でした。

人が学ぶとき、目標を達成するとき、効果的な学び方がある、
ということをエコーズというバンドの例を使ってご説明しました。

さて、今日は?

今日は、「五感と意識を外に向けること」です。

これはNLPの「スキル」や「ワーク」ではありませんが、
NLPを学ぶにあたってとても大切なことですので、ここで触れておきます。

NLPは「五感」をとても大切にします。

五感というのは、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚の5つであることは、
説明する必要もないことでしょう。

人はこの五感を通して、外界の情報を脳に送っています。

五感を通して「のみ」情報を得ていると言っても良いでしょう。

とすると、五感が研ぎ澄まされた方が圧倒的に情報量が多くなる、
ことになりますね。

突然ですが、質問です。

今、何が見えますか?

おそらくメルマガが表示されているパソコンの画面でしょう。

では、何が聞こえますか?

Beltaは遠くで救急車の音が聞こえます。
扇風機の回る音、パソコンの音が聞こえます。

あなたは何が聞こえるでしょう。
それは、Beltaが質問する前、すでに聞こえていましたか?

では、何を感じていますか?

Beltaは、
足の裏に当たる床の感触、背中に当たるクッション、
少し、頭がかゆい。

けど、これ「何を感じているか」という質問まで、
Beltaは何も気づきませんでした。

メルマガを書いているBeltaは、
自分の頭の中で自分と対話しているばかりで、
外の情報はほとんど無かったのです。

内的世界に強く入り込んでいる状態と言えるでしょう。

ある本で読んだデータによると、人は1日の90%以上、
内的世界に入り込んでいるといいます。

内的状態に入り込みすぎると、いくつかの問題がでてきます。

・外のデータの取りこぼし
 もしかすると、扇風機の音は故障を告げているのかも。

 コミュニケーションの場では、相手の反応を観察して、
 柔軟に対応する必要がありますが、データを取りこぼすと
 対応が遅れます。

・自分の世界が、世界そのものだと思う
 地図は領土ではありません。
 自分が脳の中に作った世界は本当の世界とは違います。

今、自分が何を見ているか、何を聞いているか、何を感じているか、を
観察することは、客観視にもつながります。

しかし、人は思っているほど五感を使っていないものです。

Beltaが「何を聞いていますか?」と質問するまで、
何も聞いていなかった方がほとんどではないでしょうか。

その「五感」を磨く効果的な方法をお教えしましょう。

先ほど、Beltaが質問をしたことをそのままやります。

「今、何が見えるか、何が聞こえるか、何を感じているか」を
「意識」します。できれば「声に出して」みると良いでしょう。

こんな感じで。

携帯電話が見えます。緑色をしています。隣にはマウスが見えます。
赤です。つやっと光っています。

車が前の路を通る音が聞こえます。キーボードを打つ音が聞こえます。
猫のふぁの着地の音が聞こえます。

暑くて背中がじっとりしてきたことを感じます。
左足に軽いかゆみを感じます。

「意識」を特定の感覚に向けると、
それまで見えも聞こえもしなかったものが、
見えたり、聞こえたりするようになります。

この練習で、五感は磨かれると思います。

Beltaも日々練習しています。

それから、「声に出す」と内的世界には入り込むことができません。
人は一度に2つのことはできないからです。

余談ですが、ちょっぴり気分が落ち込んだときにもこれをすると、
気持ちが軽くなります。

気分が滅入るのは、自分の内的世界のどっぷりと浸りこみ堂々巡りを
始めるから。意識を外に向けると、堂々巡りが止まります。

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★ 編集後記
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NLPでリーダー脳力をグングン高める法

                         武井 一喜 著

タイトルが怪しげ(笑)

ですが、内容は怪しくありません。
経営者として、社員と関わる中で、経営の知識ではなく人の意欲が大切
であることに気づき、NLPを学ばれた方です。

人の成長を神話としてとらえ、「スターウォーズ」を例につかっており、
わかりやすい構成になっていいます。

ロバート・ディルツ氏の「ニューロロジカルレベル」についてかなりの
ページを割いているのが印象的です。
「自分が何者であるか」がわかれば、人は変わることを実感されているので
しょうね。

ニューロロジカルレ・ベルについては、もう少し後で詳しくご紹介しますね。

ニューロロジカルレベル以外にも
事例とエクササイズが豊富に紹介されていますので、
一人でもNLPのスキルを体験することができます。

経営者が書いた本ですが、経営者に限らず、役に立つ本だと思います。

平易な言葉で書いてありますので、読みやすい本です。

お勧めのNLP、心理学関連の本は、
http://www.belta.jp/wordpress/?page_id=5907
にまとめてあります。

覗いてみてくださいね。

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