メルマガバックナンバー NLP  T.O.T.Eモデル

最近、NLPのお問い合わせが増えていますので、
メルマガでの連載をブログにも掲載することにしました。

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● 【連載】NLP その12
     T.O.T.Eモデル

最近、NLPの個人レッスンの申し込み、お問い合わせをとてもたくさん
いただきます。

「NLPが良いと聞くけれど、どんなことに良いのでしょう?」
そんなご質問をいただくこともたびたびです。

そこでNLPについてBeltaの経験、周囲の反応などを、しばらく連載しようと
企画をしました。

前回は、「肯定的意図」でした。

人の行動には、何かしら「肯定的意図」があることを、
2つの例でご紹介しました。

これでNLPを学ぶ前提がほぼ終わったことになります。

さて、今日は?

今日は「T.O.T.Eモデル」です。

ピンとこない言葉だと思います。

「T.O.T.Eモデル」とは、目標達成に向けての仕組みをさします。

NLPに限らず、何かを学ぶ際には役立つことですので、
プラクティショナーコースの最初の方で学びます。

みなさんは、
何かを為すとき、または学ぶとき、
どうしたら、効果的に目標が達成できると思いますか?

すごく昔のことですが、あるエピソードが印象に残っています。

今は作家として活躍中の辻仁成氏が、ECHOES(エコーズ)というバンド
で音楽活動をしていた時のインタビューです。

おそらく、まだ駆け出しで、バンドメンバーたちはアルバイトをしていた
のではないかと思います。

NHK教育テレビ番組に出演したとき、

「バンドとして練習する時間が、なかなか取れなくて大変ですね」

という質問に、

バンダナ姿の辻氏が、

練習時間は長さではない。短くても濃い練習をすればいい。
演奏してそれで終わりではなくて、振り返ることで短時間でも
濃い練習ができる。

という旨のことを答えられたのです。

言葉の一つ一つは覚えていませんが、大意はそうだと記憶しています。

1980年代初頭の頃でしょうから、もう20年くらい前のことですが、
今も記憶に新しい感じがしています。

練習は時間ではなく、振り返ることで効果を上げる。

実はこれが「T.O.T.Eモデル」です。

T.O.T.Eモデルの各文字の意味は、

T…test テスト 検証する
O…operate やってみる、実行する
T…test 検証する
E…exit 離脱

なのです。

エコーズの例で説明すると、

自分たちが望む音楽をイメージする(T)

実際に演奏してみる(O)

イメージ通りか検証する(T)

何度か繰り返した後、イメージ通りならその曲はできあがり(E)

となるわけです。

何かを学ぶ際、量をこなすことはとても重要です。
ただ、闇雲に量を消化するだけでは効果は低いのです。

さらに検証を加えること、その仕組みを意識してやることで
効率はアップします。

それがT.O.T.Eモデルです。

エコーズはその後、日本武道館でのライブを大成功させ、解散。
辻氏のご活躍はご存じの通り。

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★ 編集後記
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NLPテクニック成功のプロセス―意欲を引き出す・コミュニケーションを変える

                           小林 展子 著

「NLP」について、なんとなくわかったけれど、何に使えるの?
どう役に立つの?

そんな疑問に答えてくれる本だと思います。

NLPのいくつかのスキルの具体的な使用例を集めているので、
イメージしやすいでしょう。

著者が日本人ということもあり、事例は日本人ばかりですし、
翻訳ものと違い、平易でわかりやすい文章です。

事例の中にはカラーの話題もあり、Beltaにはいっそう親しみが
感じられました。

お勧めのNLP、心理学関連の本は、
http://www.belta.jp/wordpress/?page_id=5907
にまとめてあります。

覗いてみてくださいね。

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(in 松江)

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