ご質問をいただきました。
万年筆。モンブランはどうですか?
マイスターなんとかのショパンが気になっています。
了解!お答えしますね。
現在のモンブランは海外筆記具協会から脱退し、
Belta個人的には、筆記具メーカーとしては、
今ひとつ感じはよくありませんが、
依然マイスターシュテュックは良いペンだと思います。
「万年筆」と聞いて真っ先にイメージするペンではないかしら。
ただ、マイスターシュテュックと言ってもいろいろあるんです。
146、149、ショパン、モーツァルト。
Beltaには146とショパンの違いがよく分かりません。
とても良く似ているように思えるのです。
ね?良く似ているでしょ?
神戸の万年筆友達の高橋伸一郎さんに、違いをお尋ねしたところ、
とても詳しく教えてくださいました。
以下、高橋さんが教えてくださったことです。
インターネットのいろんなサイトをみると、
ショパンのことを145と呼んでいるようです。
情報ソースは、えい出版の趣味の文具箱vol.2の139頁~140頁です。
趣味の文具箱は、時々誤記があるとの話ですので、
正確かどうかは別途確認します。
◆146
正式名称:マイスターシュテュック ル・グラン146
仕様:吸入式 ペン先14金
全長約160mm(収納時約145mm)×最大径約14mm
重量約26g
◆P146
正式名称:マイスターシュテュック ル・グランP146
仕様:ペン先の金色部分を除いてクリップなどがプラチナ(銀色)のもの
寸法、重量は146と同じです。
◆145
正式名称:マイスターシュテュック クラッシック145
仕様:カートリッジ式・コンバーター ペン先14金
全長約155mm(収納時約140mm)×最大径約13mm
重量約21g
◆P145
正式名称:マイスターシュテュック クラシックP145
仕様:ペン先の金色部分を除いてクリップなどがプラチナ(銀色)のもの
寸法、重量は145と同じです。
以上の数字で間違いがなければ、
ショパン(145)の方が若干小ぶりで、軽い、ようです。
太さ・長さともあまり違いはありませんが、
持ってみられると意外な違いがあるかもしれませんね。
一番の違いは、吸入式か、カートリッジ式・コンバーターか、ですね。
また、ショパンには、付属品としてCDが付いていると思います。
ショパン好きならば、145が気になるかもしれません。
146とショパンの違いは、インクの補給方法なんですね。
吸入式かカートリッジ(コンバータ)か。
なるほど~、初めて知りました。
しかし、また、疑問。
どうしてモンブランは、ショパンも吸入式にしなかったんでしょうね。
同軸は、直径わずか1ミリの差。技術的には問題ないはず。
マイスターシュテュックをカートリッジで、
手軽に楽しんで欲しいと思ったから、かしら。
ご質問をくださったTAさん。
いかがでしょうか?
お気に入りの1本を見つけて、楽しい万年筆ライフを♪
ショパンは特製ケースに、CDがついています。
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>どうしてモンブランは、ショパンも吸入式にしなかったんでしょうね。
>同軸は、直径わずか1ミリの差。技術的には問題ないはず。
>マイスターシュテュックをカートリッジで、
>手軽に楽しんで欲しいと思ったから、かしら。
マイスターシュテュック オマージュ ア フレデリック ショパン 145
を2001年以来使っています。現在インクを詰まらせてしまってOH修理
中です。
太くて大きめの149と146は、自宅の机でじっくり使うことを前提として
いるため、伝統の吸引式を踏襲しているのではないかと思われます。
これに対して145(ショパン)は、ご指摘のように外出時に使いやすい
ように一回り小型化すると共に、インクの供給方法も携帯に適した
カートリッジ式にしているのではないかと思います。ここで心憎いのは
コンバーターによる吸引式としても使えるようにしている点だろうと
思います。
れています
なるほど~。
了解です。