【本】  「SHARE」 感想です ②

昨日の記事の続きです。

シェア

という本を読んで。

今、世界は所有から生まれるゴミ、
そして環境破壊が進んでいます。

その一方で、本当に欲しいものを
必要な時に使う「シェア」という動きも起こっています。

現在、世界ではさまざまなものがシェアされています。

空いている部屋を貸す、
空いているときにコンピューターを貸す、
引っ越し用の段ボール、
車、自転車、etc。

これまでも「シェア」はあったのですが、
所有するより費用や手間がかかっていたため、
ごく一部のものに限られていました。

それが、インターネットの発達により、
欲しいものが探しやすくなり、
借りる人の信用も評価しやすくなったことで、
扱えるものが大幅に増えたのです。

中には初めからシェアを考慮されて作られている製品も
登場しています。

これからのデザイナーの仕事は、
シェアされる製品作りと、
シェアのためのシステム作りとなることでしょう。

デザイナーには行動心理学、テクノロジー、マーケティングと
幅広い分野での知識が必要となります。

では、求められるデザイナーを育成するには、
どうしたらいいでしょうか?

この本にはそこまで書いてなくて。

Beltaの頭にぱっと浮かんだのは、
ハワードガードナー博士の「知的な未来をつくる五つの心」

五つの心とは、

■熟練した心
主要な学問や職業に必要とされる思考法を使いこなす心。

■統合する心
大量の情報のなかから重要なものを選び出し、
それを自己と他者双方が役立てられるような
形にまとめていく心。

■創造する心
既存の知識や「統合体」を超えて、新しい課題や解決策を示し、
既存の分野を広げたり新分野を開拓したりする心。

■尊敬する心
個人や集団のあいだの差異に共感して建設的に対応する心。

■倫理的な心
働き手として、また市民としてのみずからの役割の特徴を抽象化してとらえる心。

シェアを作り出すデザイナーにはぴったりだと思いませんか?

では、この五つを育てるには、どうするか?

1つは、基礎学問。
上に積み上げるための基礎を
幼少期から作ること。

2つめは、多様な経験。
多様な人、コト、モノに触れていくこと。

3つめは、
信頼できるコミュニティで、
幅広い年代の人との交流をする。
尊敬できる大人の存在が重要。

4つめは、
複数の手法で学ぶこと。
読む、書く、話すにとどまらず、
さまざまな手法を使って学ぶこと。

5つめは、
得意技を活かして学ぶこと。
MI(多重知能)を活かす学び方をすること。

それから、
これはBeltaのアイディアですが、
芸術を学ぶこと。

音楽、絵画など芸術的素養は、
観察力や感受性を養います。

これからの世界、
シェアはますます進んでいくでしょう。

「インターネット」というテクノロジーと
「人間」の心とが、共同でもたらす世界。

どんな未来が待っているんだろう?
楽しみ♪

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