色鉛筆ブログの記事ですが、こちらにも掲載しておきます。
手持ちの色鉛筆の芯の硬さを比較しました。
スカーレット系の色での比較です。
スカーレットを持っていないブランドもあり、
ホルベインアーチストはカーマイン、
ポリクロモスはディープスカーレット、
色辞典はチェリーレッドを使用しました。
※注意
カリスマカラーは、
2010年7月にプリズマカラーからカリスマカラーに
(また)変更になりました。
現行カリスマカラーは持っていませんので、
カリスマカラーと同品質の
ベロールカリスマカラーとプリズマカラーでの比較です。
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柔らかい芯の代表の
カリスマカラーとホルベインの違いは、
カリスマカラー : ねっとりオイルパステルのような柔らかさ
ホルベインアーチスト : さらさらソフトパステルのような柔らかさ
カリスマカラーは塗っている最中に、
芯が粉状になることはありません。
削ると芯はかたまりでくるんと丸くなります。
粘度が高い感じです。
ホルベインアーチストは、粉が出ます。
削ると芯は粉になります。
粉を固めた感じがします。
粉が出るという点ではヴァン・ゴッホも出ます。
文字をシャープに描くには、硬い方が描きやすく
ポリクロモス、色辞典、ダーウェントが描きやく感じました。
ダーウェントの72色には、属にいう「真っ赤」がありません。
どの「赤系」の色も少しだけ濁りが加わった落ち着いた色です。
柔らかいから良い、硬いから描きにくいのでないと思います。
Beltaは超柔らかいカリスマカラーも
硬いダーウェントのアーチストも大好きで、
どちらも使っています。
使い分けはしていて、
それぞれ色の特徴も考えに入れて、
レトロな雰囲気や細かいものを描く時はダーウェント、
絵画的で厚く色を重ねたいときはカリスマカラー、
という感じです。
Beltaの使用感ですので、絶対的なものではありませんが、
色鉛筆選びのご参考までに。
【参考サイト】
フリッカー(これまでの絵をスライドショーで見られます)
Beltaの色鉛筆ギャラリー(絵と色鉛筆情報と)