bookわらしべで、Eさまに交換いただいた
「たった400字で説得できる文章術」
読了しました。
樋口氏と言えば、小論文、ですね。
この本もタイトル通り、
小論文的文章の書き方をご紹介されています。
スタートは、「説得力」とはなんぞや?から。
説得力は「確かに○○だ、しかし△△だ」
と反論することでアップします。
この形を踏まえた上で、
3つの文章構成の「型」を使うことで、
説得できる文章になるのです。
では、その型の使い方とは?注意点は?
と内容が深まっていきます。
マインドマップにしてみました。
(クリックすると拡大します)
マップを描きながら、改めて感じたことは、
「一貫性、整合性」の大切さ。
「確かに○○、しかし△△」と
途中に逆接が入るのが説得のパターンだとすると、
ここに整合性がないと、全てが崩れてしまうことになります。
読者を説得させるには、
具体例や面白いエピソードで楽しんでいただきながらも、
一貫した大きな流れから逸らさないこと、です。
特に最初に結論を述べる場合、
途中でずれてしまうと、最後は整合性があるとしても、
文章全体の信憑性まで薄くなります。
当たり前のことですが、
これ、案外できてないように思います。
原因は、Belta普段の思考習慣にありそうです。
一つは、
一貫して結論まで考える「思考」をせず、
思い浮かんだままに任せていることが、
往々にしてあるようです。
もう一つは、
根拠や理由が不足しているにも関わらず、
早々に結論を出してしまう傾向。
その対策として氏は、
日常から3WHAT、3W、1Hで考えてみることを勧めています。
それは…
マインドマップの右上、
電球マークのところにありますから、
見てくださいね!
自分の文章を見直す良いきっかけとなりました。
今後、このブログの文章どう変わるかしら?
たぶん、ちょっとよくなるはず(笑)
<Beltaから一言>
文章を教えることを生業としている方の文章は、
「一貫性」「整合性」があり、
マインドマップの練習にはぴったり。
読書マップが苦手という方、
お試しくださいませ。
—————————————-
本を通して、出会い、広がるコミュニケーション。
「本のわらしべ長者」(通称 bookわらしべ)
「たった400字で説得できる文章術」はまた旅に出ます。
どなたか、読みたい方、
お手持ちの本と交換してくださいませ。
本の種類は問いません。
ビジネス書でもSFでも、児童文学でも
Beltaにお勧めと思われる本ならば。
お近くの方なら手渡しで。
遠方の方は、お互いに送料負担になりますが、
メール便、またはゆうメールでお願いいたします。
お問い合わせ先:info@belta.jp若林眞弓
これまでの「bookわらしべ」
?
↑
「400字で説得できる文章術」
↑
「失敗学事件簿」
↑
「第七官界彷徨」
↑
「『仕事ごころ』にスイッチを」
↑
「人間の土地」
ずいぶん、変化しましたね。
(in 大阪)