最近、NLPのお問い合わせが増えていますので、
メルマガでの連載をブログにも掲載しています。
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★大人の効果的な情報 こころのお話し玉手箱
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● VAKを比べてみると(その3) 学び方
最近、NLPのお問い合わせが増えています。
NLPってどんなもの、学ぶとどんな良いことがあるの?
そんな疑問にお答えしようと、メルマガで連載をしています。
少し前から、人の情報処理の方法として、「VAK」をご紹介しています。
前回はVAKを比べてみました。
買い物をする際、VAKによる判断基準の違い、でしたね。
前回のお話はこちら↓
さて、今週は?
今週は、VAKを比べてみると(その3)です。
あまり「比べる」ことは好きではないのですが、
ここでは優劣という比べ方ではなく、多様性を知るという比べ方と
いうことでご了解くださいね。
さて、今回比べてみるのは、学び方、です。
以前のメルマガでVAKの違いによって、好みの学習スタイルがあると
書いたと思います。
今回はその違いを3つまとめて比較をします。
■V(視覚)が強い方
図解や写真、グラフなどビジュアル要素で理解が進みます。
歴史や科学のカラー資料のページを今でも覚えている方、
いらっしゃるのではないかしら。
漢字や英単語すら、形で覚える方もいらっしゃいます。
自分独自の形にしたり、色で強調したり、視覚的に印象に残すと
よく記憶できます。
Vが強いBeltaは、セミナーを受講するときには、
マインドマップやイラストを多く取り入れた
ノートを取ることにしています。
■ A(聴覚)が強い方
一度聴くだけで覚えたり、理解ができるのがA。
ですので、オーディオ教材も向いています。
市販の教材だけでなく、自分の声で録音したものを聴くのも良い方法です。
学校の授業にはとても向いているといえるでしょう。
雑音に気を散らされやすい傾向がありますので、
学習する環境を整えると効率があがります。
静かで人の声がしない場所を確保すると、
とたんに集中できる、という場合もあるようです。
もし、今なんとなく集中できない感じている人は、
案外わずかな音が原因かもしれません。
耳栓やノイズキャンセル機能のヘッドホンなどを活用するのも
良い方法だと思います。
■ K(体感覚)が強い方
実際に体を動かしながらの方が、覚えられるという極端な方も
いらっしゃいます。
実際に触る、体を動かすなど、体を使うことをお勧めします。
場所によっては、体を動かすことは出来ませんが、
一番簡単な方法は、「書いてみる」
(もっとも「書く」ことはどの人にも有効です)
中には「手の平に刺激を受ける」と集中するという方もいらっしゃいます。
そういった傾向のある方は、ぜひ、本を読む時もペンを持ってみてください。
集中が違うと思います。
いかがでしょうか?
ご自分に当てはまるもの、あるのではないかしら。
自分に合った学習方法は、学習効率をグンと高めます。
いろいろ試して、ご自分に合った方法を見つけてくださいね。
今、こうしてVAKの特徴を比べているのは、
「あ、私はこうなんだ。あの人はこうなんだ」と
決めつけるためではありません。
自分と違う感覚の方が、世の中にはたくさんいるということと、
望まないミスコミュニケーションを避けるため。
ちょっとしたことで、人間関係をこじらせるのは、
モッタイナイことですよね。
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★ 編集後記
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東山 紘久 著
「聴く」ことの重要性が注目され始めたころの本です。
もう10年も読み継がれていますので
お読みになったことがある方もいらっしゃるのではないかしら。
「聴く」技術的なことより、
なぜ「聴く」ことが大切なのか、聴くことで何が生まれるか、
もしくは聴かないことで、何が失われるかといったメンタル的なものの方が
詳しく書かれています。
「聴く」スキルを即効で知りたい、という方には不向きかもしれませんが、
「聴く」ことに対してきちんと心構えを持ちたい人にはお勧めです。
聴いているつもりで、案外ひたすら「話し」ているものです。
Beltaはいつも反省しきり。
そんなとき、開くことにしています。
お勧めのNLP、心理学関連の本は、
http://www.belta.jp/wordpress/?page_id=5907
にまとめてあります。
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