いつもと雰囲気の違う本をご紹介します。
こちらのブログではあまり話題にしていませんが、
Beltaはパソコンの講師でもあります。
主に、MicrosoftのOfficeシリーズを教えています。
特にExcel君とは、大の仲良し。
そのExcel講師としてのBeltaお勧めの本が、
「計数能力」シリーズの本です。
Excelが使えないというのは、
実は、Excelの機能が分からないのではなく、
数学的な考え方ができないことに問題があります。
数学的な考え方、
数学的センス、と言ってもいいでしょうか。
ただ、数学者になるわけではないので、
これは教わることで身に付きます。
それにぴったりなのが、このシリーズ
「計数能力を身に付ける本」入門編と実践編。
番外編の
「だからあなたは、いつまでたっても、
『エクセル』がうまく使えない。」
特に入門編と番外編が出色。
生の数字をデータとして活用するための、
基本的な考えが身に付きます。
なぜ、合計するのか、クロス集計、季節変動、
などなど、統計基本がわかりやすく紹介されているので。
数字やデータに対する感覚が養える、という感じでしょうか。
そして、生の数字をExcelでデータとして活用する方法、
特にピボットテーブルの考え方や
ピボットを最大限活用するための表の作り方を紹介しているのが、
番外編。
Excel君で、データ分析をする全ての人に読んで欲しい本なのですが、
たった一つ問題が。
それは出版社が倒産していること。
入門編と実践編は、一度は復刻されたのですが、
それも、また絶版に。
アマゾンのマーケットプレイスで若干取扱があるようです。
良い本なのになぁ。
図書館で見かけた方は、即借りてくださいね。
古書店で、ちらっとでも姿を見かけた方、迷わず、Getです。
この本を読むと、
AVERAGE、SUM、COUNT、構成比などを学ぶ必要性、
その本当の活用方法などなど、納得できますので。