世界の歴史を語る上で欠かせない一族、
「ハプスブルク家」
中世から20世紀初頭まで、
オーストリア、ハンガリー、ボヘミアなどの皇帝を排出し、
神聖ローマ帝国の皇帝位を保持。
マリーアントワネットの母で、
有能な政治家でもあったマリア・テレジア、
ヨーロッパ宮廷一の美貌と言われた皇妃エリザベート(シシィ)など、
漫画や宝塚の舞台でお馴染みの方もいらっしゃいますね。
そのハプスブルク家に関する大展覧会が開催されます。
「THE ハプスブルク」
京都国立博物館で、
1月6日~3月14日まで。
これは行きたい。ぜひとも。
みどころとしては、
ハプスブルク家の美術品、工芸品のコレクション。
スペイン(ベラスケス)、イタリア(ラファエロ、ティツィアーノ)、
ドイツ(デューラー)、オランダ(ルーベンス)の傑作が一堂に。
それから、
ハプスブルク家の方々の肖像画。
11歳のマリア・テレジア、
エリザベートのあの有名な肖像画、
そしてスペインのマルガリータ王女。
(ベラスケスです)
全部そろうなんて、ステキ。
京都国立博物館さまからお借りしました。
すごく余談なのですが、
11歳のマリア・テレジアにびっくり。
美しく、聡明な少女だったんですね。
目が印象的。
後の肖像画と比べてみると、
面影が残っていることがわかります。
(Wikipediaさまから画像をお借りしました)
夫フランツは、初恋の人。
当時としては奇跡にちかい初恋の人との結婚でした。
夫の死後、自分の死までの15年間、喪服を脱がなかったそう。