ウは宇宙船のウ (R is for Rocket) レイ・ブラッドベリ

夏にはSFを、
秋にはファンタジーを読みたくなるのはなぜでしょうね。

中学時代からずっと読み続けているのが、
レイ・ブラッドベリ。

ファンタジーと言えば、この人でしょう。

数多くの著書がありますが、
ファンタジーは初めて、という方にも
きっと気に入ってもらえるのが、
「ウは宇宙船のウ」と「10月はたそがれの国」

どちらも短編集です。
大好きで何度も読み返しました。

「ウは宇宙船のウ」の中の
「霧笛」はアニメ「海のトリトン」の
「霧に泣く恐竜」のベースになったストーリーです。

読んだ後、Beltaが泣いちゃったけど。

幻想小説、ファンタジーと言いながら、
胸に迫るものがあるのが、ブラッドベリ。

「宇宙船乗組員」は、最後、ジンときます。
「ウは宇宙船のウ」は、輝く希望に向かう喜びと、
別れの悲しみがない交ぜになり、
少年期の終わりって、こんな感じだったな、と。

小説は苦手という方は、
萩尾望都がマンガにしています。

こちらもお勧め。

おりしもハロウィン間近。
ハロウィンを素材にした作品「集会」
(「10月はたそがれの国」収録)も幻想的で大好き。

「ウは宇宙船のウ」

萩尾望都版

「10月はたそがれの国」

おまけ
「海のトリトン」

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