夏、終わりましたね。
Beltaは夏が大好き。
一年中、夏だったらいいのに、と思ってる。
同じように夏が大好きなのが、彼。
猫のピート。
彼はいつも冬になると、夏への扉を探す。
たくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じ込んでいるのだ。
そう、ぼくも夏への扉を探していた。
(「BOOK」データベースより)
ロバート・B・ハインラインのあまりにも有名なSF作品
「夏への扉」
快調な仕事、恋人との結婚を目の前に、
裏切りにより全てを失い、冷凍睡眠で、
未来へ送り込まれてしまった主人公のダン。
未来で、相棒の猫、ピートともはぐれ、
一人になったダン。
だが、彼はチャンスにかけた。
タイムマシンに乗り、
過去へ戻る。
そして…
うふふ、結果は本を読んでね。
著者のハインラインは、大の猫好きで知られた人。
この物語は、タイムパラドックスものとしても有名ですが、
猫小説としても、白眉。
「夏への扉」を探す猫、そして人。
読後は、さわやかに風が吹き渡ります。
SFなんて読んだことがない方にも、お勧め。
新旧の本、集めてみました。
Beltaが持っているのは、これ↓
ピートの後頭部がいいでしょ?
2009年8月 新訳で出版されました。
1957年に出版されてから50年、
読み継がれてきたんですね。
ルビ訳付きの英語版です。