サン=テグジュペリをはじめ、
飛行機乗りの書いたものに、
心が惹かれます。
ギャビン・ライヤル
坂井三郎
リンドバーグ
坂井優基
みなパイロット。
なぜ、パイロットに心惹かれるのか?
それは、たぶん、2つの理由から。
1.人の営みを俯瞰している視点
2.死と直結している環境からの視点
言わば、メタ認知、ですね。
さて、そんなパイロットたちの本を
集めてみました。
<サン=テグジュペリ>
星の王子さまは、あまりに有名なので敢えて、
他の本をご紹介します。
というのも、「星の王子さま」があまりにも有名になりすぎて、
他の作品の影が薄いのが残念だから。
「星の王子さま」は示唆に富んだ名作ですが、
ぜひ、他の作品も読んでみてください。
人間に生まれてきたことについて、
その意味やすばらしさを感じます。
エッセイです。
サン=テグジュペリの一押し本。
一緒に夜の空から地上を眺めている気持ちになります。
バッグの中にしょっちゅう入っている本の一つです。
その日、ぱらっとめくったところを読んでいます。
アマゾン
■夜間飛行
これも飛行機乗りのお話。
こちらは小説です。
かなりハードな内容ですので、
「星の王子さま」を好きな方は、びっくりされるかも。
けど。
読後には、人として生きる勇気を感じます。
「これが、人間だよな」って。
アマゾン
<リンドバーグ>
ご本人より、奥さまの作品の方が有名かもしれませんね。
以下はご本人の作品です。
有名なこの言葉、実際は、言ってないらしいですね。
<ギャビン・ライアル>
■深夜プラスワン
飛行機は出てきまsんが、冒険小説のランキングでは、
必ずベスト3に入る名作中の名作です。
一度は読んでみて。
飛行機乗りが主人公の作品は、
■ちがった空
■もっとも危険なゲーム
■本番台本
アマゾンでも画像がありませんでした(涙)
すごく面白いんだけどな。
マーケットプレイスで取り扱いあり。
読んでみて。
<坂井優基>
国際線ジャンボジェット機の機長です(退職されたのかな?)
一つ間違うと大惨事、という状況を背負っている人の
視点、危機管理意識はとても勉強になります。
他にもたくさん書いていらっしゃいます。
<坂井三郎>
このブログの読者の方にはピンと来ないかしら。
第2次世界大戦中の零戦のパイロットです。
撃墜王として名を馳せました。
被弾(本人も重傷)して、誰もがあきらめた状況下、
帰還を果たします。
そしてすごいのは、僚機(チームを組んでいる飛行機)を
一機も落とさせなかったこと。
これは世界記録だそうです。
戦後、ベストセラーとなり、世界中で読まれました。
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<萩尾望都>
念のため、パイロットではありません。
ただ、この人には時々、飛行機乗り魂を感じます。
■ゴールデンライラック
飛行機が実用化され始めた時代が舞台。
後半、主人公のヴィーが、心を回復させるシーンで、
飛行機の役割が大きなポイントになっています。
サン=テグジュペリを彷彿させるシーンもあります。
<宮崎駿>
現代のサン=テグジュペリ。
■紅の豚
説明不要ですね。
飛行機乗り魂、ここにあり。
■天空の城ラピュタ
宮崎駿が描きたかったのは、
パズーのお父さんではないかと、
密かに考えております。