観月庵でのお茶会 その1

少し遅いご報告ですが。

大人が学ぶ場を作ろうとしているGoMETA
Beltaもその一員です。

さて、12月8日は普門院さんのご協力をいただき、
GoMETAのイベントのお茶会でした。

その様子と、Beltaの感想を交えたレポートです。

今回のお茶会は二部構成。
前半は、本堂で普門院さんの由来と松江との関わりについてのお話。
後半は、観月庵と、立礼(りゅうれい)でのお茶、二服。

どちらも、普段の生活とは全く違い、
心地よい緊張感を体験できた時間でした。

では、まず、前半から。

普門院 山門

普門院さんの正面。山門です。

丁度、道がクランク状になっているその角っこ。

近くに裁判所、商工会議所、法務局、
ケーキのリビドーなどがある松江の街中の街中と
言える場所です。

でも、ここだけはいつも静か。
揺るぎない、そんな感じの山門です。
 
 
副ご住職

2月の座禅以来、10か月振りのお寺です。

慣れない場所に多少の緊張感を覚えつつ、
ご本堂に案内されました。

ご本堂にはお香が焚いてあり、
障子を透かして冬の日差しが差し込んでいます。

どことなく懐かしさを覚える香りの中、
副ご住職からお話をお聴きしました。

天台宗という宗派のこと、
普門院の歴史、
松江藩との関わりなど、
長らく松江に住んでいますが、
知らないことばかり。

不昧公として、松江のお茶文化を創った
松江藩7代藩主 松平治郷(まつだいらはるさと)

お茶との関わりは、
やんちゃな治郷を心配した家臣が、
「お茶を始めたら大人しくなるかも?」と勧めたからとも。

若き治郷のやんちゃ振りと、
家臣の不安そうな顔が目に浮かび、
思わずクスっと笑いました。

掛け軸でしか顔を知らない不昧公ですが、
急に身近な人になりました。

そして普門院は、
松江城の鬼門を守る大切な役目のお寺。

松江藩と人々の末永い幸せを願って、置かれたわけです。

人の想いはいつの時代でも同じ、ですね。

この後、観月庵でお茶を頂いたのですが、
それはまた後ほど。

お楽しみに。
 
 
 
<普門院データ>
天台宗 普門院
〒690-0883
島根県松江市北田町27
TEL:0852-21-1095

 
 

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