オレンジを着るのは最近になってから

神戸でのセンセーションカラーセラピー資格講座で、
モニターとしてご協力をいただいたお客さまから
教えていただきました。

「オレンジを着るようになったのは、
この100年くらい。
それまでオレンジは着る色ではなかったの」

え?そうなの?

大急ぎで、頭の中で世界の服飾史をぱらぱら。

確かに、
ギリシャ・ローマ時代庶民は羊毛の生成がメイン。

中世キリスト教時代もオレンジは見あたらない。

ヨーロッパの貴族の肖像画だって、
ポンパドール婦人はグリーンのドレスだし、
シュミーズスタイルはアイボリー。

日本はどうかと言うと、
おしゃれな伊達政宗の着物にもオレンジはないですね。多分。
江戸時代、茶色はたくさんあったのですが。

そうですね、茶色はあっても、オレンジは見あたらないですね。

どうしてオレンジを着なかったのでしょうね。
オレンジ色を作るが難しかったのか、
オレンジは着る色ではないとされていたのか、
うーん、気になるところ。

だれか、詳しいことご存じの方、いらっしゃいませんか?

教えてくださったHさま。
ありがとうございました。

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