やっと読みました。
「地頭力を鍛える」
最近、あちこちで耳にしますよね。
「地頭力」
この本では、インターネット情報の過度の依存は、
思考停止を招きつつあるという現状から、
真の思考力についての考察をしています。
例えば、こんな問題、解けますか?
「日本全国に、電柱は何本ありますか?」
もちろん、正確な数字はわかりませんよね?
でも、手持ちのデータから推定して、
近い数字を引き出すことは可能なのです。
その有力なツールが、フェルミ推定。
ノーベル物理学賞受賞者のエンリコ・フェルミ博士に由来します。
Beltaが面白いと思ったのは、
「推定」や「予測」、「仮定」する面白さ。
「想像力」と言えば、聞こえがいいのですが、
言わば、一種の「飛躍」。
そんなものが、論理思考を支えているんですよね。
「想像力」のない「論理的思考」はあり得ないし、
「論理思考」がなければ、「想像力」は活かされない。
両方必要なんですね。