メルマガでも紹介した大島弓子氏のマンガ。
回想シーンで、愛猫「サバ」との別れの場面。
病院で体温を計ったら、
三十三度しかなかった。
今日明日の命かもしれないと言われた。
「もうほとんど冷たいですよ」
けど、大島氏は治ると思っていたから、
ショックは感じなかった。
けれど、大島氏が一瞬(5分)眠った間に、
サバは逝ってしまう。
このシーン、胸が痛くなりました。
ジュリーという猫が17歳と8ヶ月で逝ってしまったときとおんなじだから。
ジュリさんも病院で三十三度と言われました。
お医者さまは「もうだめだ」と。
けど、信じなかった。
ジュリさんが死んじゃうなんて、
まったく考えられなくて、
よその国の言葉を聞いているようで、
なんの実感もありませんでした。
「ごはんが食べられるようになったら、
大丈夫なんですよね?」
なんて、今から思うととんちんかんな答えをしたことを
覚えています。
病院から帰る車の中、
抱きかかえているキャリーから一瞬顔を出したので、
「あとでね」と言ったらキャリーに引っ込んだ。
帰ったら、死んでいました。
キャリーに入っていたけれど、Beltaの腕の中でした。
大人っぽくて賢こかったから、、
誰もジュリーとは呼ばずに、
「ジュリさん」とか「ジュさま」とか呼んでいたっけ。
天国に行ったジュさまに、「帰ってきて」とお願いしたら、
ここがいいから、いやだって(笑)
帰ってこないなら、代わりに
「黒猫の女の子を授けて」とお願いしたら、
やってきたのが、ふぁ。
ジュさまはどこまでも賢くて、
ふぁはBeltaの言葉通りの猫さんでした。
ジュさま、ありがとね。
ふぁ、大好き。
おかげさまで、エキサイティングに過ごしています。
Beltaもいつかジュさまの近くに行くから、
そのときはまた一緒に遊ぼうね。
それまでふぁとここにいるね。
(in 大阪)