友人のさよよんさんに勧められて、
久しぶりに大作を読みました。
内容は、あまりにも有名なので、
どこかの書評などを読んでいただくこととして。
最後を締めくくるモンテ・クリスト伯言葉が素敵なので、ご紹介。
この世には、幸福もあり不幸もあり、
ただ在るものは、一つの状態と他の状態との
比較にすぎないということなのです。
きわめて大きな不幸を経験したもののみ、
きわめて大きな幸福を感じることができるのです。
生きることのいかに楽しいかを知るためには、
一度死を思ってみることが必要です。
では、なつかしいお二方、
どうか幸福にお暮らしください。
そして、主が、人間に将来のことまでわかるようにさせてくれるであろうその日まで、
人間の慧智はすべて次の言葉に尽きることをお忘れにならずに。
待て、しかして希望せよ!