竹久夢二のデザイン力

島根県立美術館の「竹久夢二展」に行ってきました。

「なるほど鑑定団」では、毎回高額の値が付く「夢二」の美人画。
人気振りを証明するかのように、平日とは思えないくらいの人出です。

今回の展示会は、夢二郷土美術館のコレクションがメインとなっており、
Beltaは、竹久夢二の作品をこんなにたくさん観るのは、初めてのこと。

夢二。

改めて、その作品を俯瞰してみると、
魅力は、「デザイン力」にあるように思えます。

封筒、セノオ楽譜の表紙絵、装丁、千代紙のデザイン。
シンプルだけれど、とても味わい深いのです。

色、線、画面構成(ネガスペースがきれい)

絵画作品より、ずっと観ていたいと思うのは、デザイン群なのです。

このデザイン力が、夢二の絵画作品の魅力を支えている、
そう思っているのは、Beltaだけ?

美術学校にも行かず、特に師にも就かなかった夢二。
その美意識、デザイン力が、何に由来するのか、
Beltaには分かりませんが。

島根県立美術館
大正ロマンの美人画家 竹久夢二展 ~夢二郷土美術館コレクションより~
9月17日(祝)までです。

夢二展

この3連休に、ご予定のない方は是非。

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