パーソナルカラーについて、
面白いエピソードをお聞きしましたので、
みなさまにもおすそわけ。
あるカラースクールでの出来事。
モデルを使って先生がパーソナルカラー分析の、
デモンストレーションをされたそうです。
そのとき、受講生全員が「似合う」と思った色を、
先生は「No!」と判断されたと。
これ、どっちが正しい分析なのでしょうね。
実際に見てみないと、
どちらが正しいとは言えませんが、
このギャップを説明することはできそうです。
キーワードは「似合う」と「イメージ」
さて、パーソナルカラーは、
その人の生まれ持った魅力を引き出す「色」です。
髪、目、肌等の色と調和し、美しさを引き出す「色」ですね。
ぴったりのパーソナルカラーを顔の近くに当てると、
目がキラキラ輝いたり、肌に透明感が増したり、
顔のラインがきゅっとしまったり。
それが、本来のパーソナルカラーです。
魅力を引き出す色。それは似合う色かもしれません。
ですが、実は、ここに落とし穴が。
実は、「引き出す」ことと「似合う」ことは、
似ていて、微妙な違いがあるのです。
では、ご説明します。
人には、その人が持つ「イメージ」がありますね。
身長162センチで、BMI指数が17のBeltaは、
縦に長い体型をしています。
直線的で、シャープなイメージです(のはず)
そして、「色」には色のイメージがあります。
例えば、黒。
シャープで、ハードなイメージですよね。
ふんわり柔らかくはありません。
だったら、シャープなBeltaに合うか、
というと、イエローベースのBeltaには、今ひとつ。
ほほの陰はできるし、顔色はくすんでしまいます。
でも、時折、「黒が似合う」とおっしゃってくださる方がいます。
(カラーリストではありません)
それは、Beltaのイメージと、色のイメージが近いので、
「似合う」と思ってしまうから。
(黙っていれば。おしゃべりするとお茶目とばれる)
これが、落とし穴。
「人」のイメージと「色」のイメージが近いと、
それが「似合う」ことだと思ってしまうのです。
それは、パーソナルカラーは、ちょっと違うこと。
色とイメージは、分けて考える必要があるのです。
だから、Beltaのイメージコンサルティングでは、
パーソナルカラーとファッションタイプ(イメージ)の2つの視点で、
提案をするのです。
カラースクールでの出来事。
もしかすると、生徒さんは色の「イメージ」で、
先生は色の「影響」を見て、判断されたのかも。