「明暗」考

今、また色弱について勉強しています。
と言っても、本を読んでいるだけですが。

カラーを扱うものにとって、
色弱は大切なテーマだと思いますから。

その中で気づいた発見です。
Beltaの説ですから、間違っているかもしれません。

色弱の方や、高齢者の方など、
色での見分けがつきにくい方にもはっきり判別してもらうには、
「明度差」をつけるとよい、と言われます。

また色弱の方は、明度差に敏感とも言われるようです。

明度=明るさ、ですね。

明るさを感知するのは、
目の視細胞のうち、桿体。
人間は2億個持っています。

それに対して「色」を感知するのは錐体。
700万個です。

人の目には圧倒的に「明度」を見分ける細胞が多いのです。

そうしてみると、
絵を描く場合、大切なのは「明度」だということも
思い浮かびます。

絵は「明度差」を書き表すと立体感が出て
色がなくても、明度差があれば美しい絵になるのです。

鉛筆画(右図参照)や白黒の写真でも、
なんら不自然に感じず、美しいですよね。

色を見分けられる人にとっても、
明度はとても大きな意味を持つようです。

なんてことを今、考えています。

参考図書

(in 大阪)


◆ カラーイベント「カラー・サーカス」
(松江)
6月26日(土)11:00~16:00
木のふれあい遊館

◆ カラーイベント「カラー・サーカス」(大阪)

7月10日(土)10:00~18:00
第3ワールドビル 10F  大阪市北区菅原町9-16

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