「脳の右側で描け」カラーワークショップで、
絵の具や画材のことを教わりました。
その覚書。
絵の具の「色」の元は、顔料。
これは、油絵の具も、水彩絵の具も同じなのだそう。
定着させるための「基材」の違いで、
油絵の具、水彩絵の具になるそうです。
油絵の具は、亜麻仁油など油素材を基材とし、
水彩絵の具は、アラビアゴムを基材としています。
そして、日本画は膠(にかわ)。
水彩絵の具の中でも、
透明水彩は、アラビアゴムの濃度が高く、
不透明水彩は、アラビアゴムの濃度が薄い。
あれ?っと思うかもしれませんが、
アラビアゴムの濃度が薄く、顔料分が多いと、
不透明になるんですね。
顔料は、大昔は鉱物や虫など自然素材だったそうですが、
現在は、ほとんど化学合成されているそうです。
そういば、
「ウルトラマリンブルー」の名前の由来は、
海を越えてきた「ブルー」
ルネッサンス期、マリアさまの青いマントの色を出すために、
画家達はラピスラズリをすりつぶして絵の具に混ぜたのです。
はるばるアフガニスタンから、海を越えてやってきたラピスラズリ。
「海を越える」ことから
「ウルトラマリンブルー」と名付けられました。
色の名前の由来って、面白いですね。
今でも、わずかですが、
ラピスラズリを混ぜた「ウルトラマリンブルー」が
作られているそうです。
色へのこだわり、あこがれは、
今も昔も変わらないのですね。
「脳の右側で描け」カラーワークショップの様子は、
Beltaのもう一つのブログ「大人の効果的な学習方法」の
「右脳で描く」カテゴリをご覧くださいね。
写真付きで、詳しく書いています。
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