NLPとは深い関わりを持つ、
フレデリック・パールズの自伝(?)を
読みました。
ゲシュタルト療法の提唱者ですね。
興味深かったのは、
左手が痙攣するヴァイオリニストを
パールズが治療したときの話し。
誰も治すことができなかった症状を、
パールズは、簡単なマッサージで治してしまいます。
「何がおこったのだろう?
私たちの中には、うまくバランスがとれないと
分裂や摩擦を引き起こす両極性というものがある。
もっともよくあるのが左/右の分裂である」
ヴァイオリニストは、左、右が分裂していたので、
パールズはそれを統合したのです。
その後、本格的な治療をし、
ヴァイオリニストは完治します。
それがどーした?と言われるかもしれませんが、
単純に左右のバランスがとれていないだけで、
大きな影響が現れることにとても興味を覚えました。
Beltaがセミナーの中で、
脳の左右のコミュニケーションをよくする
エクササイズを取り入れているのは、
大正解!なんですね。きっと。
本の内容としては、
パールズという人を知らなければ、
あまり面白くはないと思います。