隠れた名作 あぶない丘の家

萩尾 望都ファンです。

萩尾 望都氏といえば、
「ポーの一族」「11人いる!」「11月のギムナジウム」
「半神」「イグアナの娘」
などなど浮かんできますが、
隠れた名作もたくさん。

オススメの一つが
あぶない丘の家

丘の家に住むマヒコと兄(宇宙人らしい)を狂言回し的に、
4つの独立した物語が展開します。

特にBeltaがオススメするのが、
「あぶない壇ノ浦」と「あぶない未来少年」

ネタバレにならない程度にご紹介しますね。

あぶない壇ノ浦は、
頼朝と義経の物語です。

出会いから別れ、頼朝の最期までを、
マヒコがタイムトリップして体験します。

頼朝と義経、
同じ父を持ち、同じ夢を見たハズなのに、
悲しい結末へと。

雑誌掲載時にたまたま目にしたとき、
死が目前の頼朝の幼少時の回想シーンのせりふ
「この悲しみは誰にもゆずれない。頼朝だけのもの」
に感動し、しばらくぼうっとした覚えがあります。

そして、「あぶない未来少年」

今度は、滅びつつある未来から、
一人の少年が現代へタイムトラップし、
マヒコと出会います。

ターミネーター風あり、
アンドロイドあり、タイムトラップありで、
思いっきり楽しめます。

が、

ラストシーン。

恋する少女の涙は胸を打ちます。

で、

もう一つ、ちゃんと笑いで締めくくり。

希望が用意されています。

萩尾 望都作品を読んだことがない方、
いつまでも少女気分を持っている方、
ぜひ読んでみてくださいね!

楽天

あぶない丘の家

あぶない丘の家

価格:840円(税込、送料別)


2月のセンセーション カラーセラピスト養成講座(大阪)
2月14日、2月15日

誰でも描けるマインドマップ講座(大阪)
2月20日

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です