たくさんの方のパーソナルカラー分析をしてきましたが、
最近、あることに気がつきました。
それは、似合う色が「色相」に影響される人と、
「明度・彩度」に影響される人がいらっしゃるということです。
色相というのは、色みですね。
赤や青や黄色など。
色相に影響される人は、
ブルーベース、イエローベースがはっきりします。
違うベースの色は、合いません。
その代わり、同じベースなら、
秋-春ミックスしても大丈夫。
対して「明度・彩度」に影響される人は、
色相の影響はそんなに大きくはありません。
それより、明るいか、暗いか、原色に近いか遠いか、に
大きく影響を受けます。
(特に明度の影響は大きい気がします)
この場合、ベースはイエロー、ブルー、どちらも合う場合が
多いのです。
例えば、明度に影響を受ける人で、
低明度が似合う人ならば、
秋のブラウンも、冬のチャコールグレーも
良い感じ!なのです。
こう考えると、
カラーアナリストの中には、セカンドシーズンといって、
2つのシーズンを提案される方がいらっしゃいますが、
「秋(イエロー)-冬(ブルー)」というベースが違う組み合わせになるのも、
頷けるのです。
これまでの4シーズンの考え方とは違ってくるのですが、
どうも、そう思えてならないのです。
もちろん、4シーズンの中にバチッと合う方も多いけれど。
ただ、この考え方だと、
受診される人にも、しっかりとした色の知識が必要になるんですよね。
4シーズンのイメージとして色をとらえるわかりやすさは
薄くなってしまいます。
でも、納得されたら、自分の色の傾向がわかり、
色見本などなくても、きっちり使いこなせていけるはず。
今後は、4シーズンに、色相、明度・彩度の考え方を
組み合わせてみようかと考えています。
より良いものを提供するために。
「秋」だと