「一度、行ってごらんなさい」
そう薦められて、友人と、蓬莱荘吉日庵で、お昼をいただきました。
昭和元年に建築された数寄屋旅館「蓬莱荘」。
今は改修され、新しい松江文化(茶・食)の発信基地として、
注目されています。
和のしつらいと京都のアンティークショップとの
コラボレーションが生み出す雰囲気は、
まさに松江の奥座敷。
雨上がりの庭を見ながら、大人のランチタイムを楽しみました。
梅雨を嫌う人も多いようですが、
雨上がりのしっとりとした美しさは、梅雨ならでは。
良い季節にお伺いすることができました。
雨に洗われた緑が美しいお庭。
右手、わずかに見える建物が、
お蕎麦やさんの「一色庵」
1日10食限定の豆乳御膳。1,260円
使われているのは、奧出雲のしろうさぎのお豆腐だそうです。
湯葉蒸し、サラダ風、揚げ出し豆腐、卵焼きには厚揚げ入り、豆乳のお吸い物。
大豆の甘みがしっかりと感じられるものばかり。
茶碗蒸しにも豆乳が入っているようで、ふわふわとろ~り。
「緑」の御膳。1,575円。
地元のお野菜が中心です。
これはサラダ風。黒い丸は、コロッケ?
中はジャガイモで、外は黒ごま。
りんごのドレッシングがさっぱりとしておいしい。
「緑」の御膳のメインディッシュ?
焼き魚(鮭)、炊き合わせ(飛竜頭、たけのこ、かぼちゃ)
温泉たまご、キュウリの寒天寄せとたこの酢みそ。
しみじみおいしい。
デザートの豆乳ソフトクリーム。
これも、大豆の甘さが良い感じでした。
黒いのは黒ごま。
器は根来塗り?
お代わりが欲しかった(笑)
蓬莱荘は、敷居が高いというイメージがありましたが、
ランチならしょっちゅうは無理としても、気軽に楽しめそうです。
お店の方も、親しみやすいおもてなしでした。
お庭の緑と、テーブルクロスの緑が共鳴して、
落ち着きと癒しの雰囲気を醸し出しています。
県外からのお客様のおもてなしにぴったり。
松江の良さを感じてもらえる場所ですね。