セラピストとロッククライミング

「カラーセラピーなんて、あやしげ。
当たらない」

そんな声を時々耳にします。

そう思われるのも無理はないかもしれません。

「赤が気になる人の心理はこれ」
と言われて、
「ハイそうです」とはいかないときってありますよね。

そう、「ハイそうです」とならないから、良いんです。

「そうなの?」
「え、違うけど」
「あ、そうかも」

と感じる過程こそが、すごく大切。

例えば
「赤が気になるのは、何かに燃えている人」と
言われることによって、
自分は今、そうなのか、
それが欲しいと思っているか、
いや、そんな状況に疲れているのかも、

そうだ、疲れているのかも。
どうして、今疲れた感じがあるんだろう?

と自分の中のある部分に焦点を当てて、
考える手がかりとなるからです。

人は、いつも自分のことを考えているようで、
実は、かなり茫漠とした考え方の中にいます。

考えながら、あれやこれやと広がっていき、
結局、よけいにわからなくなったこと、
経験あるんじゃないかしら?

もし、そこに「手がかり」があり、
手がかりを基準に考えていくとしたら、
方向なく考えるより、ずっとわかりやすい。

いわば、手がかりを使って山に登る
ロッククライミングのようなものですね。

カラーセラピストの言葉は、
つるつるの山肌に、
手がかりを作っているのだと思います。

人はその手がかりに手をかけ、
次の手がかりを自分で探し、
山の頂を目指すのです。

手がかりを頼りに、
自分の力で山を登り、頂上に着いたとき、
そこにはすばらしい景色が広がっています。

初めて見るあなただけの景色です。

カラーセラピーには、
そんな一面もあると思っています。

だから、好き。

<Beltaから一言>

「当たる」というのは、
自分で上らず、山の頂上へ行くことを目指す感じかしら。
それはモッタイナイですよね。

(in 大阪)


もうすぐ出雲でイベントです。
3月22日(祝) 出雲のパラオ フォーチュンクローバー

30分と15分のカラーセラピーメニューをご用意しています。
いらしてくださいね!

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