プレイバックシアターっておもしろい!

昨日のイベントで、とても楽しみにしていたのが、
劇団「「プレイバッカーズ」のプレイバックシアター。
(スケッチは昨日、舞台を拝見しながら描いたものです)

「プレイバックシアター」ってご存じですか?

いただいプリントによると、

「ニューヨークで生まれた台本なしの即興劇です。
観客の皆さんの体験など、お話しをその場でお聞きして、
一切打ち合わせなく、即座に劇として演じます。
脚本家によるあらかじめ用意されたシナリオは、
不要なのです」

とあります。

その場での即興劇?

まさにその通りでした。

まずは、お客さまの体験談を
代表の宗像さんが、インタビューします。
(このインタビューがすばらしい)

役者たちは、その間、ずっとお客さま(テラーといいます)が
語ることを一言も漏らさないようにと聴いています。

登場人物やキーワードや場面、
どのように終わりたいかなど、
インタビューが終わると、
「見てみましょう」の言葉で劇が始まります。

この間、打ち合わせなし。

いきなり誰かが動き出し、物語が進んでいきます。

役者は主人公のあなたになり、仲間の役になり、
絵本になったり、料理になったり。

テラーは、かつての自分の姿をそこに見ることになります。
そして観客も同様に。

これはとてもおもしろいと思いました。

ここからはBeltaの勝手な分析と想像です。

テラーの数分のインタビューだけの即興劇が
なぜ場面を再現でき、共感を得るか?

たぶん、最小限の情報だけから。

その時の場面、キーワード、最小限の登場人物などを聴き、
テーマを引き出します。

この情報だけを元にした芝居は、
エッセンスのみとなります。
エッセンスは、いわば真実。
事実ではなく。

真実は、どなたにも関係するものですから、
語ったテラーだけでなく、観客も共感するのでしょう。

もし、これが細かいところまで聴いて、
打ち合わせをしたらどうなるか?

テラーは、事実を見てしまうことになります。

でも、その事実は、本当の事実とは異なります。

テーブル、カップ、家の中など、
まったく自分の経験と同じにすることはできません。
役者の年齢だって自分とは違います。

そこに違和感を感じるのではないかしら。
短いインタビューと打ち合わせがないことで、
真実を表現できる、とBeltaは感じました。

NLPでいうミルトンモデルにも似ているなぁと思いました。
語ると長くなるので、興味のある人は直接Beltaに聞いてくださいね。

Beltaの独断の分析はさておき、

プレイバックシアターは、気づきの宝庫です。

今日12月4日、出雲でも講演があります。
お近くの方はぜひご参加をお勧めします。

今夜の異業種交流会の準備のため、
参加できないのが残念。

島根ではなかなか見ることができない
プレイバックシアター。

行ってみてね!

ホンキの宝探し@izumo(島根/出雲

日時:2011年12月4日(日)10:00~12:00

場所:朱鷺会館2F(旧フローラいずも)
出雲市西新町2丁目2456-4

出演:劇団 プレイバッカーズ(横浜市)

定員:100名

参加費:1,000円

お申し込み、お問い合わせ先:
おもいやりネットizumo
(出雲市男女共同参画センター くすのきプラーザ内)
TEL 0853-22-2055

(in 松江)

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です