広島県福山市の
沼隈半島(ぬまくまはんとう)の先端にある港町
「鞆(とも)」
鞆の浦(とものうら)の名前の方が、
耳馴染んでいるかもしれませんね。
古くは、大伴家持が和歌に詠み、
周辺は国立公園に指定されている美しい地です。
今も、古い街並みや江戸時代の港湾施設が残り、
瀬戸内に生きる人の歴史をそのままに、
観ることのできる街でもあります。
でも、その分、平成の暮らしには合わないところもあって。
現在、道路整備計画が持ち上がっています。
これまでの多くの街と同様に、
街並みを残すか、暮らしの不便を解消させるか、で、
住民は揺れています。
もしかしたら、消えてなくなるかもしれない鞆の風景。
その写真を集めた写真展が開かれています。
「鞆を観るなら今しかない!」
日 時 : 2008年5月17日(土)~5月31日(土)
休 館 日 : なし
営業時間 : 平日12時~6時、
土日祝10時30分~6時
場所 : クリックファームギャラリー
広島市中区白島中町2-10
シャルム白島101
TEL:082-222-9054
※ 安田学園・郵便貯金ホールの近く。
アストラムライン白島駅下車徒歩2分
詳しくは、クリックファームギャラリーをご覧ください。
瀬戸内には縁のあるBeltaとしては、
懐かしい風景ばかり。
一度消えてしまうと、取り返しがつかない景観。
街が好きだから街のために整備をという想いと
後世に歴史や美しさを残したいという想い。